アンドリス・ネルソンス(指揮)
1978年ラトヴィアのリガに生まれ、25歳までラトヴィア国立歌劇場管弦楽団のトランペット奏者として活躍した。2002年から同郷の指揮者マリス・ヤンソンスのもとで指揮を学ぶ。03年ラトヴィア国立歌劇場の首席指揮者に就任し数多くのオペラを手掛け、08年バーミンガム市交響楽団首席指揮者兼音楽監督に就任し脚光を浴びることになった。いままでにロイヤル・コンセルトヘボウ管、チューリヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、フランス国立管などに客演、ウィーン国立歌劇場には08年6月『スペードの女王』でデビューし、たびたび登場している。09年バーミンガム市響を率いてBBCプロムス、ルツェルン音楽祭、ベルリン芸術祭に出演し、絶賛された。同年9月にはウィーン国立歌劇場『スペードの女王』を指揮し、コヴェント・ガーデン、メトロポリタン・オペラにもデビューを果たした。今年夏にはバイロイト音楽祭にて『ローエングリン』新演出で登場し、大きな話題となった。