指揮:ユベール・スダーン
オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝に輝いている。
これまでに、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、ロンドン響、バンベルク響、ウィーン響、ミュンヘン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、そして、ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団などと共演し、オペラの分野でもバスティーユ・オペラや、パルマ、カターニァ、パレルモ、トリエステ、ボローニャなど、イタリアの全てのオペラハウスで精力的に活動している。
フランス国立放送フィル、ユトレヒト響の音楽監督などを歴任、その後ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を13年間にわたって務め、2004年7月には、ザルツブルク市名誉市民およびオーストリア・ザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。
2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任、現在に至る。レコーディングにおいても、最新CDブルックナー7番は、「思わず聴き手の襟を正させるほど感動的な演奏」と絶賛されている。2009年3月、東京交響楽団とともに第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した。