ミューザ川崎シンフォニーホール＆東京交響楽団
名曲全集第205回

イタリアで最も権威のあるアビアーティ賞を受賞。現在、ボローニャ市立劇場の首席指揮者を務める。ミュンヘン放送管弦楽団（1991～1998）、ソフィア王妃芸術宮殿（2015～2019）、ヴェルディ・フェスティバル（2018～2022）の音楽監督を務めるほか、数多くのオーケストラと共演し、幾多の世界初演や新作オペラを指揮してきた。最近では、『清教徒』と『蝶々夫人』（ローマ歌劇場）、『仮面舞踏会』『運命の力』『ナブッコ』の小曲集（現代版初演）を指揮し、アルバム「Vive Verdi～フランスのレアリティと発見～（ヴェルディ・フェスティバル）』を収録。代表的な録音に、『チェネレントラ』（ロサンゼルス・オペラ）、『セビリアの理髪師』（パリ・オペラ座）、ファビオ・ヴァッキの『ヤヌス』と『ノルマ』の初演（ソウル）、このほか『カプレーティとモンテッキ』『タンクレディ』『ドン・パスクワーレ』『トゥーランドット』「ヴェリズモ・アリア集」『愛の妙薬』ファン・ディエゴ・フローレスとのアルバム「ルビーニのためのアリア集」、エリーナ・ガランチャとのアルバム「ベル・カント」「リヴァイヴ」、『フェドーラ』『エルミオーネ』『ゼルミーラ』『エジプトのモーゼ』『イル・トロヴァトーレ』ヴェルディ「レクイエム」「マクベス（1865年フランス版）」（アビアーティ賞受賞）などがある。