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MUZAジルベスターコンサート2023
日時
2023.12.31(日) 15:00開演
14:15開場
会場
ミューザ川崎シンフォニーホール
出演
- 指揮:秋山和慶
- トランペット:児玉隼人
- ピアノ:小沢咲希
- ヴァイオリン:中野りな
- 管弦楽:MUZAジルベスター管弦楽団(東京交響楽団メンバーを中心とした特別編成のオーケストラ)
曲⽬
- アルチュニアン:トランペット協奏曲 変イ長調
- ガーシュウィン(ピアノ独奏編曲/佐山雅弘、補作/三浦秀秋):ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ:小沢咲希、ベース:井上陽介、ドラムス:高橋信之介)
- シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op. 47
- シベリウス:交響詩「フィンランディア」 op. 26
[アンコール曲]
<ソリスト・アンコール>アイ・ブレイキー:アイ・リメンバー・クリフォード
(Tp児玉隼人 Pf小沢咲希 Ba井上陽介 Dr高橋信之介)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番より 第4楽章アレグロ
(Vn中野りな)
ドリンクコーナー:営業あり
ライジングスターによる演奏で華やかな大晦日を!
未来を担う3人の若手アーティストがそれぞれの持ち味をいかしたプログラムを披露。コンサートの最後は、シベリウス「フィンランディア」で、未来への希望とともに華やかに締めくくります。
3人の若き才能と巨匠・秋山和慶の競演、どうぞご期待ください!
[席数限定発売]MUZAジルベスター × ホテルメトロポリタン川崎 特別ブッフェ付プラン
詳細はこちら※申込み受付は終了しました(11/30)メディア情報
- ぴあクラシック(12/1発行)
・2023→2024 年末年始のクラシック・セレクション Web版で読む(P.3) - 「ぶらあぼ」12月号(11/18発行)
・[Pick Up] MUZAジルベスターコンサート:1年の締めくくりは次世代を担う若き才能の共演で Webぶらあぼで読む - 「音楽現代」12月号(11/15発売)
・[プレビュー]12/31MUZAジルベスターコンサートが紹介されました
有識者からのソリスト紹介!
児玉隼人「児玉隼人のトランペットには「天才少年」の褒め言葉が似合わない」
2022年の第23回大阪国際音楽コンクールで児玉隼人のトランペットを初めて聴いた。まず学生部門ではなく一般部門の金管1位の成果と、釧路の中学1年生という実像のギャップに驚く。演奏も目を閉じて聴けば、すでに大人の風格というか余裕を備えていた。5歳で金管を始め「世界のトップになる」と宣言、10歳以降に受けたコンクールすべてに優勝、12歳でデビュー・リサイタルを聞いた。「天才少年」の表現はもはや似合わない。今が旬、第1級の名手の演奏に酔いしれよう。
池田卓夫(音楽ジャーナリスト@いけたく本舗®)
小沢咲希「注目の若手正統派ジャズ・ピアノ」
ガーシュウィンはアメリカンミュージックの中ではクラシックであり、中心的な存在です。エラ・フィッツジェラルドやオスカー・ピーターソンといった様々な音楽家がガーシュウィンのトリビュートアルバムを発表してきました。この大晦日のコンサートでは彼の「ラプソディ・イン・ブルー」にピアニスト小沢咲希がチャレンジします。
高校生から真摯にジャズを追求し続ける小沢咲希、今の時代を生きる若者がアメリカンクラシックに向き合う音をぜひお聴きください!
ユキ・アリマサ(洗足学園音楽大学ジャズコース教授)
中野りな「仙台国際音楽コンクール 史上最年少で優勝」
抜群のステージプレゼンス・会得した鮮やかなメカニックをひけらかすことなく、みずみずしい調べ、響きを紡ぐ。劇的なパッセージを華麗に弾くだけでなく、フレーズに音楽の息づかいを添えるヴァイオリニストだ。優れた若手は多い。みんなよく弾く。そうした活況のなか、曲の様式美に寄り添いつつ、創造の喜びを分かち合う中野りなのパフォーマンスは、ひときわ輝く。お世辞ではない。愛してやまないシベリウスのコンチェルトとともに、大晦日の大舞台に、さあ登場だ。
奥田佳道(音楽評論家)
出演者からのメッセージ
★小沢咲希さん、井上陽介さん、高橋信之介さんからのメッセージ★
★中野りなさんからのメッセージ★
★児玉隼人さんからのメッセージ★
★小沢咲希さんからのメッセージ(ミューザステージより)★
チケット料金
席種 | 一般 | 友の会 | U25(小学生~25歳) |
---|---|---|---|
S席 | ¥7,000 | ¥6,300 | ¥3,500 |
A席 | ¥6,000 | ¥5,400 | ¥3,000 |
B席 | ¥5,000 | ¥4,500 | ¥2,500 |
C席 | ¥4,000 | ¥3,600 | ¥2,000 |
チケット購⼊
一般販売
ミューザ川崎シンフォニーホール
044-520-0200 (10:00〜18:00)
お問合せ
- ミューザ川崎シンフォニーホール
- 044-520-0200(10:00~18:00)
主催
ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
出演者プロフィール
秋山和慶(指揮)
1941年生まれ。齋藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響首席、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
1991年東京響創立45周年記念ワールドツアーでは全公演を指揮して大成功をおさめ、1994年には同団第400回定期演奏会を記念したシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」(演奏会形式)を指揮、各紙から絶賛を博し同年音楽界最大の話題となった。また同公演のCDは各レコード誌より国内外で高く評価された。ふたたび1996年東京響創立50周年記念ヨーロッパ公演を指揮して同公演を成功に導き、2001年には同団創立55周年トルコ・イタリア公演を指揮し各地で好評を博した。1997年にシェーンベルク:ヤコブの梯子、ヤナーチェクの歌劇「利口な女狐の物語」(舞台上演形式)、2000年ラッヘンマン:歌劇「マッチ売りの少女」(演奏会形式・日本初演)、ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カバノヴァー」(原語による日本初演)、2003年にはジョン・アダムズ:「エル・ニーニョ」(日本初演)を取り上げるなど常に新たな挑戦を続けている。
児玉隼人(トランペット)
北海道生まれの14歳。
5歳のクリスマスプレゼントで貰ったコルネットをおもちゃ代わりに吹き始める。 日本ジュニア管打楽器コンクール、日本クラシック音楽コンクール、下田国際音楽コンクール、大阪国際音楽コンクールなど、これまで10歳以降に出場したコンクールではすべて一位及び最高位を受賞。小学6年生で開催した東京・銀座ヤマハホール「児玉隼人トランペットリサイタル」は好評を博し、多くのメディアでも取り上げられたほか、コロナ禍で始めたSNSへの動画投稿で世界中からも注目され、海外からの取材も受ける。
これまでに、群馬交響楽団、横浜シンフォニエッタ、東京佼成ウインドオーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演。
これまでにトランペットを元札幌交響楽団の松田次史氏に師事。2023年春からは拠点を関東に移し活躍の場を拡げている。
小沢咲希(ピアノ)
東京都出身。3歳よりクラシックピアノを習い、15歳でGene Harrisのアルバム"Tribute to Count Basie"に衝撃を受けジャズピアノを始める。16歳よりユキ・アリマサ氏に師事し洗足学園音楽大学ジャズコースを卒業。在学中より演奏活動を行い、現在も都内を中心に全国で様々なミュージシャンとのライブを精力的に行っている。
2022年、恵比寿・BLUE NOTE PLACEのプレス向けオープニング・レセプションに出演。その後も同クラブで自身のトリオで定期的な出演を重ねている。また、2023年3月にはポーランドでのライブを成功に収め、そのドキュメンタリー番組がJAZZ AUDITORIA online 2023にて配信。2023年6月オリジナルの楽曲を中心に制作したデビューアルバム"Cheers!"がReBorn Wood Lableより発売される。
中野りな(ヴァイオリン)
2004年生まれ、東京都出身。
桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室にて森川ちひろに学ぶ。2015-2019年には毎夏ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーにてポール・ロチェックの指導を受ける。現在、桐朋学園大学「ソリスト・ディプロマ・コース」に在学し、辰巳明子に師事。ローム ミュージック ファンデーション2023年度奨学生。
2018年第72回全日本学生音楽コンクール(中学校の部)優勝。2020年第7回アリオン桐朋音楽賞受賞。2021年第90回日本音楽コンクール優勝。2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びる。以降、国内の主要オーケストラとの共演やリサイタルで活躍し高い評価を得ている。
使用楽器:
一般財団法人ITOHより貸与されている1716年製のアントニオ・ストラディバリウス。