ジョナサン・ノット(指揮)
イギリス生まれ。フランクフルトとヴィースバーデンの歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートし、ルツェルン交響楽団首席指揮者兼ルツェルン劇場音楽監督、アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督、ドイツ・バンベルク交響楽団首席指揮者を経て、2017年よりスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督を務める。その抜群のプログラミング・センスに加え、古典から現代曲まで幅広いレパートリーを誇り、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響等のオーケストラ、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス等の音楽祭へ客演している。東京交響楽団へは2011年10月定期演奏会でデビューし、翌2012年10月には次期音楽監督の就任を発表。2014年度より東京交響楽団第3代音楽監督を務める。2020年には、第32回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞(オペラ・オーケストラ部門)」を、東京交響楽団とともに受賞。レコーディング活動においても多彩な才能を発揮しており、ウィーン・フィルやベルリン・フィルとの録音のほか、東京交響楽団とは8つのCDをリリースし、高い評価を得ている。