オルガン:吉田恵 Megumi Yoshida
東京藝術大学オルガン科及び同大学院修士課程修了、ハンブルグ音楽大学卒業。オルガンを島田麗子、廣野嗣雄、Z.サットマリー、W.ツェラー、チェンバロを山田貢、通奏低音及び即興実技を鈴木雅明、室内楽をダルムシュタットの各氏に師事。91年にブルージュ国際オルガンコンクールにてバッハ・モーツァルトプライスを受賞。92年、北ドイツ室内楽シリーズに出演、CDのライブ録音に参加。同年J.S.バッハ・ライプツィヒ・コラール全曲演奏を北ドイツ・ベルゲドルフで行う。93年、J.S.バッハ・トリオ・ソナタ全曲演奏会を修士課程研究演奏会として行う。94年4月ハンブルグ聖ヨハネ教会コンサートシリーズに出演。同年8月に第一回ABCオルガンオーディションに合格。94年より日本でのコンサート活動を開始する。札幌、盛岡、新潟、静岡、愛知、宮崎各地のコンサートホールでの公演のほか、サントリーホール、カザルスホール、東京芸術劇場、府中の森芸術劇場、武蔵野市民文化会館等でも公演。98年、愛知県立藝術大学にてJ.S.バッハ・クラヴィーア練習曲集第3巻の公開講座と演奏会を行う。2001年夏にはドイツのフライブルグ、シュタインキルヒェン、キールで公演。1998年4月より2002年3月まで新潟市民芸術文化会館の専属オルガニストを務めた。2004年12月から日本大学カザルスホールにて、J.S.バッハオルガン作品全曲演奏会シリーズを開始し好評を博している。現在、愛知県立藝術大学講師、聖グレゴリオの家教会音楽本科講師、日本大学藝術学部音楽学科講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。2006年4月、ミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニストに就任。