佐山 雅弘(ピアノ)
国立音楽大学作曲科在学中より音楽活動を開始。1984年から現在までリーダー作として19枚、PONTA BOXとして11枚のアルバムをリリース。美しさと激しさが渾然となったピアノプレイと共に、作・編曲家としても高い評価を得ている。PONTA BOXでは、オリジナルメンバーとして活躍。「モントルー・ジャズフェスティバル」をはじめとするジャズフェスティバルや、フジテレビ系「ニュースJAPAN」へのレギュラー出演などで、日本を代表するピアニストとしての地位を不動のものとした。2005年、アドバイザーを務めるミューザ川崎シンフォニーホールにて、自身の企画「ジャズピアノ6連弾」を初演。圧巻のステージが大きな話題となる。同年4月、秋山和慶指揮・東京交響楽団との初共演を機にオーケストラとの共演を重ね、2009年11月に行われた「オーケストラで楽しむ映画音楽」では、自身のオーケストラ・アレンジによる楽曲を披露。好評を博し、以降シリーズ化される。2010年、トリオを改編“佐山雅弘トリオVintage”を立ち上げ、アルバム「Vintage」をリリース。アップトゥデイトなスタンダードのありようを提唱。トリオ活動はもちろん、ミュージカルの書き下ろし、演劇や落語など異ジャンルとのコラボレーション、ジャンルを横断するセッションなど、活動の幅は限りない。ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー、昭和音楽大学特任教授、名古屋音楽大学客員教授、国立音楽大学応用演奏科非常勤講師。