大野 雄太(ホルン/紅組)
山形県出身。小学校時代にフルートに憧れて吹奏楽部に入部するも、女子に取られて「コルネット」に。高校入学後に再び吹奏楽部でトランペットを希望するも、これまた叶わずホルンへ。また幼少期から国家公務員を志すが、高校入学と同時に「自分よりもデキる人間はいくらでもいる」ことを悟り、教員志望に路線変更。山形大学教育学部に入学したが、当時青少年による凶悪犯罪が横行し、教員も怖くなる。夢を見失っていた時、「ホルン奏者を志してはどうか?」と大学の先生に言われ、大学4年生にしてプロを志す。卒業後は東京藝術大学大学院に進学し修士課程修了。在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団入団。2011年10月、東京交響楽団へ首席ホルン奏者として移籍。日本音楽コンクール及び日本ホルンコンクール第1位。人生諦めの連続でホルン奏者になったにも関わらず、日本を代表するホルン奏者の一人となる。