本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

公演・イベントスケジュールEvent Schedule

Home / 公演・イベントスケジュール / 近藤 岳 パイプオルガン・リサイタル

近藤 岳 パイプオルガン・リサイタル

日時

2014.6.1(日) 18:00開演

会場

ミューザ川崎シンフォニーホール

出演

  • パイプオルガン:近藤 岳
  • トランペット:熊代祐子、閏間健太

曲⽬

  • L. ヴィエルヌ:オルガン交響曲第6番
  • 近藤 岳:オルガンと2本のトランペットのための「来たれ、創り主なる聖霊」
  • M. デュリュフレ:前奏曲、アダージョと「来たれ、創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲

[アンコール曲]

  • J. アラン:終課のための後奏曲 JA29(1930)

1930年パリ。ノートルダム寺院の正オルガニストL.ヴィエルヌは60歳、彼の弟子であったM.デュリュフレは28歳を迎えていた。揺るぎない師弟関係の築いた2人は、この年、フランス・オルガン音楽に輝く傑作をそれぞれ残した。奇しくも、共に大きな作品にもかかわらず“1つの旋律主題”にこだわり、巧みに用いて作曲していることが実に興味深い。

いつか取り組める時が来れば…と憧れていたヴィエルヌ最後のオルガン交響曲。「循環形式」で貫かれた全楽章を一度に演奏される機会はなかなかない。グレゴリオ聖歌を基に、デュリュフレの溢れる霊感と精緻な書法が生んだ“前奏曲・アダージョ・変奏曲”の美しいトリプティーク(3枚折絵)。学生時代に夢中で取り組んだ思い出の曲だ。

この「1930年」に集約された、運命的な2人の作曲家と2つの作品。そこにデュリュフレと同じ聖歌を用い、2009年に委嘱作品として書いた自作曲をラインナップした。

「これ以上のプログラムは思いつかない!」そう確信した。

昨年10月26日に開催予定だったリサイタルだが、不慮の急病により止むを得ず中止する事態に至った。この度、新たな機会を頂戴し、万全を期してお届けする。

復活の喜びと数々の感謝を胸に、その想いをオルガンに強く託したいと思っている。

チケット料金

席種 一般 友の会
S席 ¥3,000 ¥2,700
A席 ¥2,000 ¥1,800
  • 未就学児の⼊場はご遠慮ください。

お問合せ

  • ミューザ川崎シンフォニーホール
  • 044-520-0200(10:00~18:00)

出演者プロフィール

近藤 岳(パイプオルガン)

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学別科オルガン科修了。同大学大学院修士課程音楽研究科(オルガン)修了。これまでに作曲を野田暉行、川井学、永冨正之、尾高惇忠の各氏に、オルガンを今井奈緒子、廣野嗣雄の各氏に師事。

オルガニスト、ならびに作・編曲家として、国内外でのオルガンリサイタル等のソロ演奏に加え、アンサンブルや国内主要オーケストラとの共演も多数行っている。自作自演や邦人作曲家作品の初演も数多く手がけている。各コンサートホール、オルガニストからの委嘱作品も多数。2004年7月ミューザ川崎シンフォニーホールのオープン当初から06年3月までホールオルガニストを務め、同年11月から、文化庁派遣芸術家在外研修員としてフランス(パリ)に留学。パリ・ノートルダム寺院の正オルガニスト、フィリップ・ルフェーブル氏に、オルガンおよび即興演奏を師事。

現在、ミューザ川崎シンフォニーホール・オルガニスト。東京藝術大学非常勤講師。日本オルガニスト協会会員。

熊代祐子(トランペット)

トランペットを10才より始める。岡山県明誠学院高等学校特別芸術コースを経て、東京芸術大学に入学。2009年に同大学を卒業し、ヤマハ新人演奏会に出演。同年、シエナウインドオーケストラに入団。これまでにトランペットを早坂宏明、杉木峯夫、井川明彦の各氏に、室内楽を稲川栄一、板倉駿夫の各氏に師事。現在はシエナ・ウインド・オーケストラ楽団員として活動する他オーケストラや室内楽、ソロなど様々な分野において演奏活動を行う。

閏間健太(トランペット)

長野県小諸高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学。2010年第27回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第4位入賞。12年第3回関西トランペット協会コンクール1位入賞。これまでにトランペットを小林好夫、杉木峯夫、佐藤友紀の各氏に、室内楽を板倉敏雄、稲川榮一、古田俊博の各氏に師事。長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師。

ページトップへ