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ミューザ川崎シンフォニーホール
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突撃! アーティストインタビュー

本日はMUZAランチタイムコンサートとナイトコンサートが開催されました。
演奏されたのは東京交響楽団首席奏者のみなさん。
あたたかく優しい音色でホールを満たしてくださいました。
すばらしい演奏を聴かせてくださった首席奏者のみなさんに、サマーミューザのプログラム中、「この曲のここで自分の楽器が活躍してます!!」という注目ポイントを教えていただきました。

最初に伺ったのはフルートの相澤政宏さん。
相澤政宏さん

僕はオープニングとフィナーレに出演しますが、やはりフィナーレの牧神の午後の出だしが見せ場です。長いフルートのソロに注目してください。それから、オープニングの真夏の夜の夢の、スケルツォの最後の部分にもフルートのソロがあります。この曲はオーケストラのオーディションなどでも必ず出てくるような有名で、難しい部分。あとフィナーレで演奏するラヴェルの2楽章に出てくるソロ。演奏する方はかなり大変ですが、聴く方にとっては「オイシイ」ところだと思いますので、ぜひ注目していただきたいです。

続いて、ホールでの直前練習を終えたホルンの上間善之さん。
上間善之さん

僕もオープニングとフィナーレに出演します。フィナーレは、編成が大きいのでジョナサンと2人で出ます。注目して欲しいのは、オープニングの真夏の夜の夢で出てくる、ホルンのソロ! 超がつくほど有名なメロディーです。緊張する部分でもありますが、ぜひ聴いてほしいですね。

そして、ファゴットの福井蔵さん。楽屋で準備中のところ、快くお答えくださいました。
福井 蔵さん

僕は8月1日のマジカル・オーケストラに出演します。ファゴットが活躍するのはなんといっても、魔法使いの弟子ですね。あと、シベリウスのヴァイオリン協奏曲も、1楽章だったらファゴットのカデンツァがあったんですが、今回は3楽章だけですからね・・・・・・。ファゴットのソロってあまりないんです。だから、魔法使いの弟子のあの有名なメロディーは貴重です。立って吹きたいくらい! ぜひご注目ください。

紅一点、オーボエの荒絵理子さん。衣装に着替えられたところで楽屋にうかがわせていただきました。
荒絵理子さん

わたしはオープニングと8月1日の公演に出演します。オープニングは未完成交響曲の2楽章に出てくる長いソロを、ぜひ聴いていただきたいです。それから、8月1日では火祭りの踊りがいきなりオーボエソロではじまります。ぜひご注目ください!

そして最後はクラリネットの十亀正司さん。
十亀正司さん

私はオープニングとフィナーレに出演します。オープニングは近藤千花子さんとふたりで出演予定なんですが、1stはおまかせしているんです。なぜって、未完成も真夏の夜の夢も、クラリネット奏者が弾きたくない曲のベスト5に入るほど、難しい部分があるんですよ! 未完成では、オーボエと同じ旋律を吹く2楽章のソロ。そして真夏の夜の夢ではフルートと同じ旋律を吹く部分があります。どちらもオーケストラのオーディションで必ず演奏されます。未完成のソロは静かにゆっくり、息を長く演奏しなければならず、真夏の夜の夢のソロでは細かいタンギングが難しい! 何故この2曲なのか・・・・・・と思うほどです。フィナーレでは、幻想交響曲は全体的にクラリネットが活躍します。特に第4楽章に首を切るシーンを表現したところがあるんですが、その「断末魔の叫び」に注目していただきたいですね。また第5楽章の最初の主題はクラリネットからはじまります。その部分もぜひお聴きください!

みなさん、本番前の時間に伺ったのにもかかわらず、快くお答えくださいました。
本当にありがとうございました!

オープニングコンサートフィナーレコンサートはすでにS席完売となっていますが、A席はまだご購入いただけます。8月1日のマジカル・オーケストラ!もまだ残席がございますので、こちらの注目ポイントを見に・聴きに、ぜひお越しください!

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