ジュニアプロデューサー2016 活動報告
2017.02.03
★ジュニアプロデューサーになって、仲間と一緒にコンサートをつくろう!★
2016年も川崎市内の12名の小学生が「ジュニアプロデューサー」となり、3ヶ月間の活動で、一緒にコンサートをプロデュースしました。
彼ら・彼女らがプロデュースする(つくる)のは、弦楽四重奏のコンサート。
出演は、川崎市でおなじみのオーケストラ、東京交響楽団のメンバーです。
初日の活動では、まずプロデューサーってどんな役割かを考え、「どんなコンサートにしたいか」というコンサートをつくる上で一番大切な部分や、チケットの料金を決めました。
初めて会う友達ばかりですが、みんな積極的に意見を出し合いました。
2回目には、ミューザの職員と同じ名刺を持って、一人前のプロデューサーとして名刺交換!
いよいよ3つのチームに分かれて、コンサートをつくっていきます!
☆企画班☆コンサートの内容を決める!
曲目や順番を考えて、司会の原稿や参加コーナーのクイズをつくりました。
当日は司会などを担当して、コンサートの進行役をつとめました。
☆広報班☆たくさんの人にコンサートの情報を届ける!
チラシやリリース(報道機関へのお知らせ)、PR動画をつくりました。
取材にも対応し、コンサートの紹介をしました。
☆運営班☆コンサートがスムーズに進むように計画する!
会場のイスや受付の配置を決めたり、お客さまご案内係(レセプショニスト)の研修を受けたりしました。
みんなのアイディアで、こども席や会場の外にキッズスペースをつくりました。
7月28日、いよいよ本番当日!
朝から出演者と最後のリハーサル!間近で演奏をききました。
チケットは売り切れ!会場の市民交流室にたくさんのお客さまが来てくれました。
まずはロビーでチケットをもぎって、プログラムを配ってお出迎え。
コンサートをおこなうためには、準備はもちろん、当日もいろいろな役割があります!
さぁ、いよいよコンサートがスタート!
弦楽四重奏の演奏にのせて、様々な音楽を知ることができるプログラム。
クラシック音楽からボカロの曲まで、もりだくさんの内容でした。途中にはクイズもあり、お客さまに楽しんでいただけました!
今年で4年目をむかえたジュニアプロデューサー企画。
コンサートの成功は、プロデューサーたち自身のがんばりはもちろん、これまでプロデューサーを経験した「ジュニアサポーター」たちのささえがあったからです。もうすぐ高校生になるサポーターもいます!サポーターのみんなは、活動部屋の準備、記録、写真撮影、プロデューサーにアドバイス・・・と大人スタッフと同じくらいのはたらきで協力してくれました!ありがとう!
ジュニアプロデューサー企画は、コンサートをプロデュースするという活動を通じて、子どもたちが一緒にひとつのものをつくる場です。
ただ自分のやりたいことを実現するだけではなく、みんなで意見を出し合い、時にはその意見がぶつかることもあります。でも、みんなが真剣に活動に参加し、協力し合ったことで、一人ではきっとできない、すてきなコンサートをつくることができました。
この企画に参加して、コンサートホールやコンサートに親しみをもったり、
お友達と協力して何かをつくる楽しさを感じたりしてもらえたら、とってもうれしいです。
これからもジュニアプロデューサー企画を続けていきますので、応援をどうぞよろしくお願いします!
ジュニアプロデューサー、サポーターのみんな、お疲れさまでした!
2016年7月28日(木)14:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール ジュニア・プロデューサー2016企画コンサート
「心がはじけるミューザの音楽~あなたも明日から音楽博士~」
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール市民交流室
出演:東京交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏
ヴァイオリン:田尻順、清水泰明 ヴィオラ:小西応興 チェロ:謝名元民
企画・広報・運営:ミューザ川崎シンフォニーホール ジュニア・プロデューサー2016