ミューザに絶景のアルプスがやってくる!(バイエルン放送交響楽団)
2016.11.25
いよいよ明日11月26日はマリス・ヤンソンス指揮 バイエルン放送交響楽団ミューザ公演です。2014年のミューザ公演では「展覧会の絵」をメインとしたプログラムでしたが、東京公演では「ドン・ファン」「ばらの騎士」とR.シュトラウス作品をゴージャスなサウンドで聴かせ好評を博しました。
そして今回、ミューザでのメインプログラムは「アルプス交響曲」。
R.シュトラウスの実体験に基づいて音楽でアルプス登山を表現したスケールの大きな管弦楽曲です。来日を記念し、ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団はこの曲のCDを先行リリースします。実は2016年10月にライブ録音したばかりのとれたてホヤホヤ! その映像がこちらです。
ほんの一場面を聴いただけでも、リヒャルト・シュトラウスのドラマチックな音楽をあますところなく表現するヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の演奏に心を持っていかれてしまいます!!
ちなみにリヒャルト・シュトラウスが実際に登山したツークシュピッツェ山(Zugspitze)はドイツの最高峰(2,962m)であるだけでなく2016年ドイツの人気観光スポットベスト16位に入る名所です。⇒ドイツ観光局のサイト
By Octagon – Own work, CC BY 3.0, Link
ところでミューザの客席はスパイラル状に座席ブロックが連なっており、まるで「登山のよう」とよく形容されます。アルプスの壮大な峰々を思い浮かべながら聴くにはいいロケーションかもしれません!?
そしてマエストロ・ヤンソンスはことあるごとにミューザの音響の素晴らしさを語っています。
「初めて訪れた時とても感動し、それ以来、私の最愛のホールになりました。世界中のインタビューでホールの話題になったときには、いつも必ずミューザのことを話していますよ。(略)
例えるなら、ある部屋に入ったとき、もしくはある人と初めて出会ったとき、その瞬間とても温かな親近感を覚えたり、自分の気持ちに合う心地よさを感じることがありますよね。それをミューザに感じたのです。人間の内面のエネルギーの相性のよさ、とも言えるでしょう。演奏にも例えられると思います。上質の演奏とは別に、とても心を動かされる演奏、自分を別世界へ連れて行ってくれるような演奏というものがあります。単にいい演奏と、心が動かされる演奏とは違うものです。同じことがホールにも言えて、ミューザは心が動かされるホールなのです」(2012年11月 取材:榊原律子 友の会会報誌「スパイラル」vol.35より抜粋)
指揮者ヤンソンスがこよなく愛するホールで聴く「アルプス交響曲」。
世界トップクラスのオーケストラが奏でる音楽の”絶景”にご期待ください!
【当日券情報】
全席指定 S席 30,000円/A席 25,000円 合計140枚程度
(※B席、C席、D席は完売)
電話予約 10:00~16:00
4Fカウンター 10:00~(クレジット決済ができます)
当日券カウンター17:00~
2016. 11.26 (土) 18:00開演
指揮:マリス・ヤンソンス
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
R.シュトラウス:アルプス交響曲