名曲全集第120回公開リハーサル
2016.09.02
本日、ミューザ友の会および東響サポート会員の方を対象に、名曲全集第120回公演の公開リハーサルが行われました。
25歳の若きヴィオッティは、今年に入ってフランツ・ウェルザー=メストやチョン・ミョンフンの代役をつとめるなど、今後の活躍が期待される逸材。
東京交響楽団とは、2014年にウルバンスキの代役として指揮して鮮烈な日本デビューを果たしています。
本日の公開リハーサルでは、リヒャルト・シュトラウス作曲の「ばらの騎士」組曲とラヴェル「ラ・ヴァルス」の2曲を取り上げました。
東響とのリハーサルは3日目ですが、気合いの入った練習で、オーケストラに細かい指示を出しているのが印象的でした。
また、作品に対する愛情がひしひしと伝わってきました。
オーケストラの演奏を聴く際、ついついメロディがよく聞こえるパートの旋律を追ってしまう傾向にあるわたしですが、この公開リハーサルでは、いつもは聴き流してしまっている音にも注目することができ、同じ作品でも、さまざまな楽器の活躍ぶりに耳を傾けることができました。
9/4にここミューザ川崎シンフォニーホールで行われる公演では、ベートーヴェンの交響曲第4番の演奏も併せてお楽しみいただけます。
ぜひこの機会にホールに足を運んでいただけると幸いです。
まだまだ蝉の声が響く暑い夏が続いておりますが、お体にはお気をつけてお過ごしください。
(公演担当:ふ)