第2回音楽サロン「ビターな愛」レポート
2016.03.02
2月14日、ヴァレンタインデーのこの日、市民交流室ではオーボエ奏者の荒絵理子さんピアノ遠藤直子さんによるサロンコンサートがありました。テーマは「ビターな愛」。
当日春一番が吹き荒れる中、100名強のお客様が詰めかけてくださいました。
タイタニック愛のテーマより「My Heart Will Go On」切なさいっぱいのこの曲でスタートしました。
朝岡さんの映画解説で一気にタイタニックの世界へ。
シューマンこそビターな愛にふさわしいということで「3つのロマンスより第1楽章」
遠藤直子さんのソフトな音色とオーボエの切なくも感情豊かな響きが会場に広がりました。
ビターな愛にまつわる楽しいトークに荒さんもこんな笑顔です。
ロビーでは休憩時のお茶の準備。
ヴァレンタインデーにちなみ、チョコケーキを皆様に。
ティーはグランジャポン提供のスペインティ(ハーブとはちみつ入り)やワイン、ビールをご用意。(ビールはスタンダードに加え、レモンビールや黒ビールも)なかなか好評でした。
後半では荒さんの本領が発揮されました。
オーボエとダモーレ、コーラングレの吹き比べ。
「新世界」はコーラングレで演奏されるが、オーボエで演奏してみると!!五度高いので、なんとなく違和感が。お客様も納得。
カリヴォダ作曲「サロンのための小品」ではオーボエの最高音をも会場を震わせる美しい音色で演奏。
息のコントロールには目を見張ります。目の前での迫力ある演奏は感動ものです。
会場は割れんばかりの拍手でした。
アンコールはビターな愛から次回の「スイートメモリー」へバトンタッチするかのような曲「星に願いを」で会を終えました。
「演奏家の素顔に触れることが出来るこのサロンコンサートにこれからも期待しています。」と、帰り際お客様よりお声をいただきました。