休日の朝、聴きたいのはモーツァルト or ジャズ?
2015.10.20
休日の午前をコンサートではじめてみませんか?
いずれも午前11時に開演するおすすめコンサートを2つご紹介します。
2人のピアニストによるデュオ・ジャズコンサート
日本を代表する2人のピアニスト、小川典子さんと国府弘子さん。
実はお二人は同じ川崎市立生田中学校の出身なのです。卒業して何年も経ってから、そのことを知ったのだとか。
小川さんはクラシックのピアニスト、そして国府さんはジャズピアニストとして活躍されているのはご存知のとおり。
今回のコンサートでは小川さんがジャズにチャレンジ! ジャズの入門編から、「枯葉」などのスタンダードジャズをデュオ・ピアノでお楽しみいただきます。
モーニング・コンサート モーニング・ジャズ WITH 国府弘子
〜往年の名作をジャズ喫茶気分で♪〜
10月31日(土)11:00開演 – 12:00終演予定
出演:国府弘子(ピアノ) 小川典子(ピアノ)
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世界で活躍する名バリトンの歌声とチャイコフスキーアレンジによるモーツァルト
世界最高峰の歌劇場であるウィーン国立歌劇場の専属歌手を2003年より10年間務め、帰国後も精力的に活動を続ける甲斐栄次郎さんがモーツァルト・マチネに登場します。甲斐さんのモーツァルト・マチネへの出演は2012年3月以来2回目、昨年11月には川崎市・ザルツブルク市文化交流事業の一環として「~親子で楽しむオペラコンサート~ 甲斐栄次郎バリトン・リサイタル〝オーストリアの風〟」に出演され、圧巻の歌声で聴衆を魅了しました。またウィーン時代のお話を素晴らしい舞台写真とともにご紹介いただきました。その甲斐さんが今回歌うのは歌劇「ドン・ジョヴァンニ」からの有名なアリア2曲。「シャンパンの歌」とセレナーデ「窓辺においで」。陽気なハイ・テンポの曲と、しっとりしたセレナーデ、色男ドン・ジョヴァンニの歌い分けにご注目を。
後半にお贈りするのはチャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」。モーツァルトの曲をチャイコフスキーがアレンジして組曲にしたもので、それぞれに原曲となるモーツァルトの楽曲があります。特に第2楽章「メヌエット」(メヌエットK.355)と第3楽章「祈り」(アヴェ・ヴェルム・コルプス)は有名なメロディなので聞き覚えがあるのではないでしょうか。モーツァルトの楽曲を下敷きにしながらも、チャイコフスキーらしいロマンチックで厚めの質感を加えた素敵な組曲です。
このコンサートは指揮者なし、コンサートマスター グレブ・ニキティンさんのリードでお贈りします。
モーツァルト・マチネ 第23回
11月15日(日) 11:00開演 出演:甲斐栄次郎(バリトン)、グレブ・ニキティン(東京交響楽団第1コンサートマスター)、東京交響楽団
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527より
「序曲」、アリア<シャンパンの歌>、セレナード<窓辺においで>
チャイコフスキー:組曲第4番ト長調 op.61「モーツァルティアーナ」
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せっかくの休日、何から始めようかなと迷ったら、コンサート。いかがですか?