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ミューザ川崎シンフォニーホール
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SHANTIさんからのメッセージ!(10月22日アコースティック・ライヴ)

2015.10.18

From_Muza

平日夜に楽しむ大人のおしゃれなライヴ・シリーズ「MUZAアコースティック・ライヴ」。10月は、ジャズ・シンガー・ソングライターSHANTIさんが登場! 透明感と温かさをあわせもつミラクルヴォイスが、ミューザに響きわたります。秋のロマンチックな夜に贈るライヴに寄せる思いを、SHANTIさんが語ります。

極上のアコースティックサウンドのなかで
心地いい風が吹くライヴに

 こんにちは。SHANTIです。2011年に渡辺香津美さんご出演の「MUZAジャズ・ナイト」にゲスト・ヴォーカリストとして出演しましたが、そのときの会場はクラブチッタだったので、今回初めてミューザ川崎シンフォニーホールで歌わせていただきます。先日ミューザの響きを客席で初めて聴きましたが、生音がこんなにも美しく繊細に響くのですね! 上から降ってくるような音に驚きました。
 自分のソロのコンサートを、クラシック用ホールで行うのは今回が初めて。しかもこんな素晴らしい響きのホールで歌えるなんて、すごくうれしいです。歌いたい曲がいっぱいありすぎて、どのように70分の演奏会にまとめようか、今とても悩んでいます(笑)。
 プログラムの構成は、オリジナル半分、カバー半分でお贈りします。カバー曲は、いつもの私通り、ナチュラルな世界観でお届けします。曲をカバーするときに大切に思っていること、それは、誰もが知る有名曲のほかに、“隠れたスタンダード”を歌いたいということです。今ジャズ界ではカバーする対象がとても広くなっていて、最近の曲まで取り上げています。たとえばカバー曲の中でも「ララバイ」はビリー・ジョエルの曲で、セリーヌ・ディオンさんもカバーしている曲なのですよ。比較的新しい曲、70年代のシンガーソングライターの曲などから、こんな素晴らしい楽曲があるんだよ、と皆さんにご紹介するようなカバー曲をお届けしたいです。
 大事にしたいのは、呼吸する空間のある音楽です。ガチガチに楽器を詰めたアレンジではなく、スッと心に入ってきやすいすっきりしたアレンジにすることで、新しい曲を心地よく感じてもらえると思っています。
 そして、歌の表現力やポテンシャルを最大限に生かしたオリジナル曲をぜひ聴いていただきたいです。新しい作品を作るということは、自分のアイデンティティの一部。湘南の海の前という自然豊かなところで育ったので、歌詞には、太陽、風、夕日、海という自然を投影したものが多いのですよ。そんな歌から、太陽や風を皆さんと共有して楽しむライヴにできたらと思っています。
 今年でデビュー5周年を迎えます。そのような記念の年にミューザで歌う、特別なライヴになる感じがしています。とはいえ、みなさんはカフェに来るようなリラックスした気分で来てくださいね。そんな気分のなか、でも音は極上のアコースティックサウンドで、とても心地のいい風が吹くようなライヴにできたら。聴いていて思わず寄り添いたくなるようなロマンチックなシーン(実際にそのようなことがありました!)もあれば、さわやかなシーンもある、皆さんがハッピーな気持ちで帰れるようなライヴにしたいと思っています。10月にお目にかかりましょう!(友の会会報誌SPIRAL Vol.46より転載:取材・文 榊原律子)

※SHANTIさんから最新ビデオメッセージも届きました!

MUZAアコースティック・ライヴ Vol.4 秋の夜長はスウィートなヴォーカルで
2015. 10.22 (木) 19:30開演(18:30開場)
ジャズ・ヴォーカル:SHANTI
ギター:西山’HANK’史翁、木原良輔
ピアノ:宮本貴奈
ベース:クリス・シルヴァースタイン
ドラム:鎌田清
公演詳細はこちら

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