ドキドキ・ワクワク ピアノ☆アドベンチャー
こどもフェスタの最終日となった7月23日、小川典子さんによる「ドキドキ・ワクワク ピアノ☆アドベンチャー」が開催されました。
ステージに上がり、間近で小川さんの演奏を聴く(見る?)ことができるとあって毎年人気のコンサートです。
今年もこんなにたくさんの子どもたちが来てくれました!壮観!
実はこれは前半の写真。参加者が多かったので、コンサートの前半と後半でステージに上がる子どもたちは交代しました。
ベートーヴェンの「テンペスト」で嵐の音楽を体験してもらったあと、質問コーナー。
どうやったら緊張せずに弾けますか? 好きなピアノ曲はなんですか? など矢継ぎ早の質問にポンポンと答えていく小川さん。
どうやったら上手になれますか?という質問には、「みんなが日本語を上手に話せるのは小さい時から毎日日本語を話しているからだよね。ピアノも毎日続けていくことで弾けるようになっていくんだよ」と、小川さん。つまり近道はないということですね!
ショパン「華麗なる大円舞曲」、ドビュッシー「水の反映」といった名曲を聴く子どもたちは真剣そのもの。
小川さん、今回はなんとトーン・クラスター(多くの音を同時に演奏する現代音楽でよく用いられる独特の和音)を用いた曲も披露。普段聴きなれない音や奏法に子どもたちもびっくりしていました。
最後はエルガーの「威風堂々」。
オーケストラ曲として知られるこの曲ですが、有名な部分では自然と手拍子が起こり、客席も一体となって楽しんでいました。
また、この日はコンサートの前後に市民交流室で「ピアノ解体ショー」が松尾楽器商会の協力により開催されました。
ふだん見ることのできないピアノの仕組みに触れ、それぞれに驚きと発見があったようです。
この日はピアノととても仲良くなれる一日でした!