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ミューザ川崎シンフォニーホール
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ポジティフ講座&フーガの技法!

みなさまこんにちは! すっかりご無沙汰してしまいました。
ミューザは、いわゆる年度末進行の波を迎えております。
今年の夏のサマーミューザの準備も進んでおりますよ♪ 3月末に詳細発表いたしますので、どうぞお楽しみに!

さて、本日は1月、2月に開催されたポジティフオルガン講座とフーガの技法の様子をご紹介いたします。
今回も満員御礼♪
今回も満員御礼で開催されたポジティフオルガン講座最終回。
J.S.バッハ作曲のフーガの技法を紐解いていきました。
フーガの技法の演奏は、2月11日の本番までのお楽しみ♪
ということで、まず最初に、松居さんと近藤さんお二人で同じくJ.S.バッハ:音楽の捧げものから1曲を披露。
リチェルカーレの共演も

そしてフーガの技法の作品解説です!
1作品ずつ丁寧に見ていきます
1曲ずつ、もとの主題がどのように展開していったのか、丁寧に見ていきます。
フーガの技法はこれでばっちり?!

そんなポジティフオルガン講座を受けて、開催された2月11日のフーガの技法公演。
バッハの緻密な計算をもとに構築された巨大なこの作品。
大オルガンを弾きこなす松居さん
なんと休憩なしで90分間! 演奏前「マラソンを走るようなもの」とおっしゃっていたのも大いにうなずけます。
この作品は未完の名曲。
最後はどのように終わるのかも注目だったかと思いますが、松居さんは全曲演奏し終えたのち、1曲目に戻りました。
この素朴で印象的なテーマが、あんなにも変容していったのだと、まるで走馬灯のようにそれまでの演奏が思い浮かびます。
演奏後は割れんばかりの拍手でした!

終演直後、オルガンから戻っていらした舞台袖で松居さんがスタッフにこのようにおっしゃってくださいました。
「昨日(2月10日)の練習の時、3年前の同じ時より先に進めたなと思ったんです。そして、今日演奏会を終えることができた。ずっと、心に残っていたものが今日こうして終わって、止まっていた時計がやっと動き出したような気がします。これでもう、前だけを見て進むことができます。」

震災が残した爪痕は、わたしたちの心に、生活に大きな影響を与えました。ミューザが過ごしたこの3年間もそのひとつ。
ですが、この3年間で得たものはとても大きく、かけががありません。
時の流れの中では前に進むしかないわたしたちですが、感情や思いが過去にとどまってしまうことって良くあります。
過去の思いを胸に、進む時の中で積み上げてきたものを大切に、前を見て、ミューザも進んでいきたいですね!

終演後、晴れ晴れとした表情の松居さんをオルガン前でぱちり☆
終演後、笑顔の松居さん♪

ミューザは今年の7月で丸10年!
20年、50年、100年! と未来を見据えて進んでまいります!

みなさまのご来場、ありがとうございました!
そして、またのご来場をお待ちしております!!

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