ポジティフオルガン講座第1回♪
10月に入りました! 急ぎ足で秋がやってきましたね。
さて、先週はポジティフオルガン講座第1回が開催されました。
今年のテーマはフーガ。第1回は、その誕生の歴史を紐解きました。
講師は、ホールアドバイザーの松居直美さん、そしてホールオルガニストの近藤岳さん。
まずホワイトボードにありますのは、現在フーガと呼ばれる音楽形式が持つ、基本的な構造。
こう書いてあります。
提示部―喜遊部―提示部―喜遊部―終結部
・主唱 ・属調 ・ストレッタ
・応唱 ・下属調 ・オルゲルプンクト
・対唱 ・拡大 など
まずは基本を理解して、では誕生したときはどうだったのか、を振り返りました。
フーガは、ポリフォニー(=多声音楽)。
メロディと伴奏という形ではなく、全ての声部が同等の価値を持っている音楽です。初期のポリフォニーがどういった形だったかのCDを聴いたり、演奏を交えつつ、どのような変遷を辿ってフーガの基本形までたどり着いたのかを見ていきました。
途中のデモンストレーションでは、ソロの演奏だけでなく、声部がわかりやすいよう、ピアニカなども使って演奏してくださいました(写真がないのが残念っ)
フーガの歴史、感じていただけたでしょうか?
みなさまのご来場ありがとうございました!
次回は11月12日(火)時間は同じく13:30スタート。
平均律を題材に、フーガの仕組みを徹底的に解明してまいります!
またのご来場、お待ちしております☆