Noriko’s Day!
この日はいろいろなことがありましたので、時系列で振り返りたいと思います。
冒頭、9:30スタートのモーニング・マスタークラスがありました。ピアノの指導は、英国ギルドホール音楽院ピアノ科主任教授のオホラさん(音楽院では、小川さんの上司です。)そして小川さんが通訳を務めました。朝早めのレッスンでしたが、多くの聴講生にお集まりいただきました!
今回レッスンを受講してくださったのは、3名の方たちです。
(左から、長江恵佑さん、三本木夏海さん、石塚彩子さん)
モーニング・マスタークラスの受講生に受けた感想を伺いました。
三本木夏海さん
マスタークラスは初めてで緊張しましたが、先生と新しい色を作りながら、一緒に絵を描いているようでとても楽しく、有意義な時間でした。
ありがとうございました!
長江恵佑さん
とても有意義なレッスンでした! 30分でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。海外の先生にこうしてご指導いただけるチャンスはなかなかないので、自分のこれからの糧になる、大切な機会になりました。ありがとうございました!
石塚彩子さん
こうした公開レッスンは久しぶりで少し緊張しましたが、先生方のあたたかいお人柄に触れ、改めて音楽のすばらしさや楽しさに気づくことができました。今回をきっかけに、自分を開いていけそうだと感じていて、受講して良かったです。ありがとうございました!
ピアニストは、ピアノの作品だけを練習していればよいのではなく、オーケストラや室内楽などさまざまな作品と出会い、それらを勉強することが、音楽づくりや音色づくりにおいて重要であると、オホラさんがおっしゃっていたことが印象に残りました。
受講生のみなさん、お疲れ様でした!
2台ピアノのランチタイムコンサートでは、オホラさんが第1ピアノ、小川さんが第2ピアノを担当しました。「ベートーヴェン:交響曲第7番」と、「ラヴェル:ラ・ヴァルス」の2曲が披露されました。
アンコール「サン=サーンス:動物の謝肉祭より 水族館」では、ホールの照明を使って、舞台が水族館に様変わり!?
ランチタイムコンサートのあとは、アフタヌーン・リサイタル。こちらはプレトーク付きのリサイタルでした。
プレトーク「典子の部屋」では、特別ゲストとして、かたせ梨乃さん(女優)にご出演いただきました。
舞台裏で初めてかたせさんとお会いしましたが、姿勢がとても良く、そのオーラに圧倒されてしまいました。
かたせさんは、現在ピアノのお稽古に励んでいるそうですが、ある映画でピアニスト役を演じることになったのが、そのきっかけだそうです。ご本人によるピアノ演奏中のカットを撮るために猛特訓されたようです。
リサイタルも無事に終了いたしました。
日が少し沈みかけてきたところで、「イブニング・ラブ・ソング」の開始です。ドイツやフランスや日本のうたなど、世界のラブソングを集めたプログラムのコンサートでした。鮫島さんの、甘くやさしい声がホールに響き渡りました。人間の声が楽器であることの素晴らしさを改めて感じたひとときでした。
ホールの照明も妖艶です。
公演終了後は、2階のドリンクコーナーにて懇親会が行われました。和やかな雰囲気の中、あっという間に時間が過ぎていきました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!!