音のワークショップ!
2013.08.27
ファシリテーション講座翌日20日。
続々と集まってくる子どもたち。
前日の大人たちと違うのは、楽器でどんどん遊びはじめていることでしょうか。
マイクさんが登場してスタート!
舞台に車座になり、ヴァイオリンケースからいろんなものを取り出すマイクさん。その様子に子どもたちも興味深々です。
「ゲームをやろう!人数が少ないから、大人をつかまえてきて!」
と、子どもたちに促すマイクさん。
前日の講座受講生も何人かつかまったようで、混じっています。
手つなぎ鬼で走り回ったり
丸くなってフランス語の歌をうたったり。
歌いながら交互に手をつないだりするのですが、なかなかうまくいかず、最後に通してできたときは「やったー!」という感じでした。
続いて、山びこを作ります。
「ヤッホー」「ヤッホー」とお互いの音を聴きながらだんだん消えていく山びこ。
ホールの客席数箇所に分かれて、ホールの中を音がぐるぐる回るような山びこも。
距離がますます離れるのでよくよく聴かないといけませんね。
「やっほー」だけでなく「ヤホヤホやほー」など、場所ごとにいろんな山びこを作りました。
さて、いよいよ音楽作り!
マイクさんが教えてくれた山びこのメロディーを使って、曲を作っていきます。
舞台上のチームはさっそく楽器を持っていますね。
舞台袖のチームは、まずは声でメロディーを考えています。
さて、それぞれどんな曲になるのでしょうか。
前日の講座受講生は、前日学んだことを、マイクさんやオーケストラプレーヤーがどのように実践しているのかを観察&ときどき補助に入っていただきました。
お昼休憩をはさんで、午後は場所を入替えて音楽作り&練習スタート!
楽器を手に、どう使うか考えています。
もうひとグループは?
楽器の位置を考えながら練習に取り組んでいます。マイクさんから新しい要素ももらったので、どこで取り入れるか考え中です。
どちらのグループも、どんな曲になっているのでしょうか。
本番に向けて練習・準備を整えています。
さて、いよいよ本番!
こんな曲になりました♪(新しいページが開きます)
相手のチームの演奏を、子どもたちも真剣に聴いています。
さて、続いてのグループ。
こんな曲になりました♪(新しいページが開きます)
先の写真を見て、あれ、ひとり足りないのでは? と思われた鋭い方!
そう、実はこのグループ、客席内にも楽器を持っていったのです!!
客席と舞台で山びこを表現してくれました!
演奏の後は、今回のテーマとなっていたベルリオーズ作曲幻想交響曲の一部を鑑賞。
子どもたちが使ったメロディーが曲に登場します。
最後は記念撮影!
みなさん、お疲れ様でした!
さーて終わった~。と息をついているばかりではいられません。
ファシリテーション講座受講生は、振り返りの時間があります。
見ながら気づいたことや気になったことをファシリテーターとして入っていた音楽家に聞きつつお互いにシェア。そして、マイクさんへの質問などを付箋に書いてもらいました。
質問はカテゴリーわけしてマイクさんに回答してもらいます。
質問への返答と、最後のまとめ。
質問へひとつひとつ答えていくマイクさん。
受講生の方にとって、気づきや学びのあった時間になっていますように。。
こうした講座はミューザでも初めての実施だったため、「うまくいった!」という点と「もっとこうしたかった!」という点とたくさんの気づきがありました。
次回に向けて、講座としてもブラッシュアップしていきたいです。
みなさん、お疲れ様でした!!
さて、この日取り上げたベルリオーズの幻想交響曲。先日のサマーミューザでも演奏されましたが、9月1日の名曲全集でも演奏されるんです!
子どもたちの演奏を聴き、オーケストラの演奏も聴いたら、何か見えてくるものがあるかも?! しれません。
さらにさらに!
子どものための企画として、9月から音のシャベリ場!がスタートします。
音楽家って手が届かない、遠い存在のような気がしませんか? でも、本当はわたしたちと同じ、今を生きる人なんです。
そんな、近いようで遠い音楽家とおしゃべりしよう! というこの企画。
第1回目は9月12日(木)16:50から。
今回しゃべる音楽家は、バンドネオン奏者の三浦一馬さんです。
楽器の紹介や演奏を聞いて、音楽家と語り合ってみませんか?
皆様のご来場&ご参加、お待ちしております!