モーツァルト・マチネ!
12月9日(日)に開催された、「モーツァルト・マチネ」第11回公演の様子をお伝えします。
今回の公演、まずはモーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」の序曲から軽快に始まりました。
そして、「クラリネット協奏曲」の独奏は、橋本杏奈さん。今最も注目されているクラリネット奏者です!
世界的なクラリネットの名手、マイケル・コリンズ氏の唯一の弟子として、現在も研鑽を重ねているだけあって、その技術と音楽性はとても素晴らしいものでした。
そして、最後のセレナーデ第6番「セレナータ・ノットゥルナ」の前には、短い「行進曲 K.62」が演奏されました。セレナーデは、モーツァルトの時代、お祝い事の時に屋外で演奏されることが多かったそうで、その演奏者たちが、この行進曲を演奏しながら会場へ入場していたのだそうです。
「セレナータ・ノットゥルナ」の独奏は、ヴァイオリンのグレブ・ニキティンさんと服部亜矢子さん、ヴィオラの西村眞紀さんと、コントラバスの笠原勝二さんの4名。特にコントラバス奏者が前に出ている風景は、珍しいかもしれませんね。コントラバスを中心とした弦楽器の柔らかな響きが印象的な曲でした。
今回、クリスマスが近いということもあり、会場のNEC玉川ルネッサンスシティホールのロビーには、素敵なクリスマスツリーが飾られていましたよ♪
次回の「モーツァルト・マチネ」は、2013年2月16日(土)に、同じくNEC玉川ルネッサンスシティホールで開催します。皆様のご来場お待ちしております。