友の会限定企画第6弾!
秋晴れに恵まれた10月24日、ミューザ川崎シンフォニーホール友の会会員限定企画第
6弾として、ミューザ川崎シンフォニーホールのチーフ・アドバイザー、秋山和慶さんの企画「懐かしい日本のうた」が開催されました。
東響桂冠指揮者でもある秋山。なんと作曲家山田耕筰とも面識があり、藤原義江や團伊玖磨とも親交があったとか!
日本歌曲にも大変関わりをお持ちで、もっと演奏される機会があれば、との思いから今回の企画を考えたそうです。
お話のお相手は、音楽ジャーナリストの岩野裕一さんです。
『赤とんぼ』や『この道』など、誰もが知る「日本のうた」と、秋山さんといえば“鉄道”ファン、ということで、『汽車ぽっぽ』『線路は続くよどこまでも』など鉄道にちなんだ歌で構成されたプログラムでした。
歌い手には、共に日本歌曲に造詣の深い、ソプラノ:堀江眞知子さんとテノール:志田雄啓さん、ピアノ伴奏に小林万里子さん。
堀江さんは、團さんの歌曲全曲、直接手ほどきを受けた愛弟子です。
志田さんは、本当は電車の運転手になりたかったそうですが、道を誤って(?!)テノール歌手になった、とか。
ということで、運転手の帽子をかぶった志田さんをパチリ。
ピアニストの小林さんも実は隠れた鉄道模型好きで、なんとレッスン室のグランドピアノ蓋上に線路が敷かれているそうです!
秋山さんは、幼い頃通学に山手線を使っていて、殺人的なラッシュでつぶれそうになっていたのを見かねた運転手さんが特別に運転台に乗せてくれたそうです。
なんて粋な運転手さんなんでしょうか。
「本当は電車の運転手になりたかったが棒振り(指揮者)になって、一生を棒に振った」なんて冗談も飛び出しました。
アンコール代わりに、秋山さんの指揮で(!)團伊玖磨さんの「花の街」を、会場のお客さんも一緒に合唱して終了しました。
終演後、出演のみなさん全員で集合写真です。
集合写真では秋山さんに運転手さんになっていただきました。
満員のお客様、ご来場ありがとうございました!
次回の友の会限定企画は11月。
来週水曜日の7日まで応募は受付けております。
12月にはミューザ公演のチケット発売もスタート!
今のうちに友の会会員になっていただいて、限定企画もお楽しみください♪