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ミューザ川崎シンフォニーホール
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MUZA音楽サロン第1回!

秋も深まる10月7日、市民交流室にて音楽サロンが開催されました。
今日はその様子をご紹介します。

今年の音楽サロンは名曲全集とリンクしている、1粒で2度おいしい内容です。
第1回目のプレゼンターは、10月14日の名曲全集で指揮をされる飯森範親さんと、同じく名曲全集でヴァイオリン・ソロを務める大谷康子さん。

前半は、飯森さんと大谷さんで、10月14日の名曲全集で演奏するサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番のお話でした。
サン=サーンスについて語る大谷さんと飯森さん
この曲は、大谷さんが全日本学生音楽コンクールで優勝した時に弾いた思い出の曲だそうです。ヴァイオリニストは必ずレパートリーとして持っている定番の曲なのですが実際は演奏される機会が少ない、とのこと。意外ですね!

飯森さんも、ドイツでフランク・ペーター・ツィンマーマンとこの曲をやったときに、「実は初めてやるんだ」と言われてビックリされたそうです。

大谷さんが、微妙なテンポ感や弾き方の違いなどで、演奏がどれだけ違ってくるのか、実演。
弓の使い方を解説されている大谷さん
「こう演奏すると、つまらなくなってしまう」といった話では飯森さんと意気投合!
「でも、実はそういう指揮者もいて困る……」なんて裏話も飛び出しました。
飯森さんも指揮をされて、「ここで名曲全集の打ち合わせができちゃったね」と一言。
お二人は長い付き合いで、音楽的にもお互い良くわかり合っているとのことで、本当に息がピッタリでした。
14日の名曲がとても楽しみです!

そんな中、急遽、大谷さんからのクイズ・コーナーがありました。
大谷さん
14日の名曲に来てくれた方に、実際の演奏を見ていただき、どういう演奏をしたか、正解の方には大谷さんの非売品特別グッズがもらえるとのこと!!
これは、すごいです! しっかり演奏を見なければ!
ちなみにどんなクイズだったかは、今回のサロンに来てくれた方だけの「秘密」です。
(ゴメンナサイ)

このクイズとは別に、飯森さんからのプレゼントもありました。
こちらの中身はサロンご来場者だけの「秘密」ですが、次回以降のサロン&名曲に来ていただいた方もご応募いただけますよ。

さてさて、サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番のお話と演奏のあと、この曲が献呈された、サラサーテの定番曲、ツィゴイネルワイゼンが演奏されました。
鳴り止まぬ拍手の中、アンコールで、そのサラサーテの師匠、アラールの椿姫ファンタジーより乾杯の歌を、大谷さんが客席を練り歩きながら(!)演奏。
そして休憩に入りました。

後半は、飯森さんが、ダフニスとクロエを、CDをかけながら、聴き所の解説をされました。
スクリーンも使って解説
前半のサン=サーンスも演奏機会が少ない曲ですが、このダフニスとクロエも、全曲演奏される機会はなかなかないそうです。
飯森さん

14日の本番は東響コーラスの合唱も入っての大編成! 期待が高まりますね。

最後に、音楽家の「秘密」を探る、質問コーナー。
メールに寄せられた質問(随時募集中です。アドレスはコチラ)や、会場のお客様からの際どい質問にも答える飯森さん。
その様子は来てくれた人たちだけの「秘密」、です。

たくさんの「秘密」に満ちた今年のMUZA音楽サロン!
今回は満場のお客様をお迎えしましたが、次回以降も残席僅少となっております。
第2回目は11月1日!
気になる方は、ぜひぜひ、お早めに。

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