友の会限定イベント! 鈴木雅明、バッハを語る
こんにちは! 今月1日に友の会限定イベントが開催されました。
その様子をご紹介します。
この日は台風一過の快晴で、9月上旬を思わせるようなあたたかい陽気でした。
満員の友の会会員のみなさまに向けてバッハを語ってくださったのは、日本人初のバッハメダル受賞者、鈴木雅明さん!
鈴木さん、小学校の音楽室にかかっていた肖像画に、“音楽の父”バッハと、“音楽の母”
ヘンデルとあったので、ヘンデルは女性だと思い込んでいた、とのこと。
バッハメダルを受賞されるような方も、最初はそんな思い込みがあったのですね。ちょっと勇気が沸いてきたような気がします。
これから演奏する作品がバッハの人生のどのあたりで作曲されたものか、音楽史的にはどういうタイミングで、その時期バッハにどういう出来事があったか、など、作品の背景まで詳しく解説してくださいました。
チェンバロとヴァイオリンのためのソナタを演奏して、続いてはチェンバロとフルートのためのソナタ。
この日はフラウト・トラヴェルソという、フルートの前身となる楽器での演奏でした。
と、この演奏中にチェンバロのつめが折れるハプニングが発生!
1楽章を終えたあと、調律士さんが交換に。その間、チェンバロの音が鳴る仕組み(つめで弦をはじく)やつめの材質などについて解説してくださいました。
チェンバロのつめが演奏中に折れるというのは、実は良くあることなんだそうです。
休憩時に再度調律が行われたのですが、たくさんのお客様が集まっていらしていました。
後半は、楽器の解説。こちらはバロックヴァイオリンの弓の説明をされているところ。
まるでモダン楽器と同じように見えますね。
『音楽の捧げもの』からチェンバロ・ソロと三重奏の演奏で締めくくられました。
たっぷり2時間のレクチャーコンサート。
みなさん素敵な笑顔でお帰りになっていらっしゃいました。
ご来場、ありがとうございました!
「こんな企画があるなら友の会に入りたい……」
と思われた方!
こうしたイベントだけでなく、こ~んな特典もあります。
会員の方はミューザWebチケットの手数料も割引になりますので、併せてのご利用をおススメします。(会員登録からWebチケットの登録までには少しお時間をいただいていますのでご了承ください)
今月中にご入会いただければ、11月の終わりにある限定イベントの申込みにも間に合います◎
冬に入ると、リニューアルオープン後のコンサートチケット販売もスタートします。
先行販売もございますので、ぜひご入会をご検討くださいね♪