名曲全集第80回
9月1日、名曲全集第80回が開催されました。
指揮はアメリカ出身の実力者、エドウィン・アウトウォーターさん。
サンフランシスコ交響楽団の常任指揮者など、アメリカのほとんどのメジャーオケで活躍していらっしゃいます。
この日のコンサートマスターは高木さん。チューニングがはじまり、緊張感の高まる会場。
マエストロ登場!
アウトウォーターさんは、この日のプログラムはすべて、指揮棒なしで指揮をしていらっしゃいました。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲でソロを務められたのは岡崎慶輔さん。
カデンツァはヨアヒムでした。(追記)
オーケストラ、岡崎さんのヴァイオリンそれぞれをビシッとまとめあげるマエストロの指揮!
休憩を挟んで後半はドヴォルザークの交響曲第8番。
ドヴォルザークがアメリカへ移る前にかいたこの交響曲。
チェコの広い草原を思わせるような作品です。
演奏後、ブラボーに加え、なかなか鳴り止まないお客様の拍手。
アンコールは同じくドヴォルザークの「伝説 第10番」でした。
みなさまのご来場、ありがとうございました!
さて、次回の名曲全集は9月23日(日)14:00開演。
指揮はハンナ・チャン! チェリストとして有名な彼女ですが、指揮者として本邦初登場!
ソリストはヴァイオリンにヴァレリー・ソコロフ。
オール・チャイコフスキー・プログラムで、ロマンティックなメロディーをたっぷりお楽しみいただけます。
またのご来場、お待ちしております!
【おまけ】
交響曲第8番の第3楽章 Allegretto grazioso の出だし部分、「古い洋館でのミステリー」みたいなドラマでよく聞くと思いませんか?
リンクでナクソス・ミュージック・ライブラリー内、該当部分へ飛びますので、ぜひ聞いてみてください!