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ミューザ川崎シンフォニーホール
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支配人が交代しました

2012.04.24

From_Muza

別れと出会いの季節、春。
ミューザ川崎シンフォニーホール開館当初から支配人としてお客様をお迎えしておりました横矢が、今年3月いっぱいをもって、退任となりました。
現在新任への引き継ぎで5月の公演まで立会いをしております。
内部のことで恐縮ではありますが、わたしたちスタッフも大変お世話になりました。スタッフからの感謝の思いも込めつつ、本日は、名物支配人でした横矢にインタビューしてみました!
(以下、敬愛の心を込めて、さん付けで書かせていただきます)
ストリートオルガンをまわす横矢さん
7年8ヶ月のミューザ生活の中で、印象に残っている事はありますか?

2004年7月1日、午後7時。G,マーラー作曲、交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」、管弦楽/東京交響楽団。指揮者・秋山和慶のタクトが振り下ろされたあの日あの時。全スタッフの熱い思いが実りホールの歴史が始まりました。スタッフの一人としてその瞬間に立ち会えたあの日は、生涯忘れることのない一日となっています。

その忘れられないミューザ開館から、すでに1000を超える公演が開催されてきましたが、お客様をお迎えするにあたって、心がけていることはなんですか?

今日この時間がお客様にとって最良のひとときでありますように、と願いつつお迎えしています。

きっとその願いはお客様の心に届いていたはずです!
(読者の皆さま、いかがでしょう??)
そんな横矢さん、座右の銘はなんですか?

 「奢れる者久しからず」
ご存知のように平家滅亡を表現しての言葉です。平家の子孫でもある私は、常に心にとめている言葉です。今の私があるのは多くの先輩の指導や友人の励ましがあっての事。感謝する気持ちを忘れないようにしています。

なるほど、横矢さんらしい座右の銘ですね。
それでは、来年のリニューアルに向けて、ミューザへ一言お願いします。

サイモン・ラトル、マリス・ヤンソンス、ヨーヨー・マを始め、多くの音楽関係者に「音響が素晴らしい」と絶賛されていますが、ご存知のようにホール運営はそれだけで成り立っている訳ではありません。ご来場いただくお客様は勿論のこと、ステージを支えるスタッフ、お客様をお迎えするレセプショニスト、快適な空調の管理、警備、清掃等々、多くの関係者の愛情と情熱があってこそです。再開後も音楽フアンを始め、音楽を愛する全ての皆様に愛され支持されるように、奢らずそして感謝する気持ちを忘れないで運営にあたってほしいものです。

横矢さんの精神を引継ぎ、スタッフ一同、しっかり頑張りたいと思います!
最後に、新支配人である小西さんのことをご紹介いただけますか?

氏は、ホールだけでなく美術館の運営にも携り、多彩な経験をされ多くの実績を残しておられます。スポーツマンである彼は、誠実で実行力のある頼もしい男です。

ということで、小西さんにもご登場いただきましょう!
ミューザ支配人就任にあたっての意気込みお願いします。

川崎で生まれ、川崎で育った小西です。
より市民に愛されるホールを目指して、微力ながら頑張ります!

新旧の支配人並んでパチリ。
左から、横矢さん、小西新支配人
横矢さん、開館からの7年8ヶ月お疲れ様でした!
そしてみなさま、新支配人小西を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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