夏休みはオルガニストに！「わたしもぼくもオルガニスト！短期集中レッスン2024」（2024年8月20日～8月22日）

2024.09.26

ミューザといえば、パイプオルガンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？今年も毎年恒例、夏休み中の子どもたちを対象に、「パイプオルガンを演奏してみよう！」という3日間の短期集中レッスンを実施しました。

初日はまず、ミューザが誇るホールの大オルガンを体験。グループごとにホールに入り、パイプオルガンを間近で眺めながら、パイプオルガンとはどんな楽器か説明を聞きます。

ミューザの大オルガン前で大木さんの説明を聞く参加者とその保護者たち。階段を上った先にある演奏台にいる大木さんが、通路に立つ10名程の参加者と保護者を見下ろしている。

「ミューザの楽器は、パイプが何本あるでしょうか？」という問いかけに、1,2,3…と見えているパイプを数えて「50本？」「80本？」と答えてくれましたが、なんと正解は「5,248本」！表には見えないところにも、みなさんの予想を遥かに超えるたくさんのパイプがあります。
そして一人ずつ演奏台に座って鍵盤を押してみると、ホールに音が広がります。鍵盤近くのボタンを押すと、同じ鍵盤を押していても音色が変わります！弾いているお子さんも、聴いている親御さんも、驚きの表情を見せていました。

ホールでの体験の次は、レッスン会場の市民交流室へ。講師の大木麻理さん（ミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニスト）から、レッスンで使用するポジティフ・オルガンという小さなオルガンを使って、オルガンの仕組みを教えていただきました。パイプに流れる空気が作られている場所も見えましたね！

ポジティフオルガンの鍵盤に手を置き、吹子（パイプに流れる空気を作る場所）の入った椅子の中を見る子どもたちの様子を伺う大木さん

オルガンについて色々と知ったところで、いよいよレッスンスタートです！
一人一人演奏して、大木さんに指導いただきます。他のグループメンバーのレッスンも聞いて、相手の良いところや自分も参考にできそうなところを見つけます。

ひとりの子が真剣な表情で大木さんから指導を受けている様子。他3人のグループメンバーは椅子に座り、譜面台に置かれたメモ用紙にメモしている。

2日間のグループレッスンの後、最終日はいよいよ発表会！
まずは一人ずつ最後の練習です。
そして、ご家族の見守る中、発表会を開催しました。
これまでのレッスンの成果を発揮し、堂々とした演奏を披露してくださいました！
発表会の後には大木さんからの講評と演奏のプレゼント。そして発表会の演奏写真入り修了証を授与しました。