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ミューザ川崎シンフォニーホール
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音大フェスいよいよ始動!

2012.03.19

From_Muza

24日(土)に東京文化会館にて開催されます「音楽大学フェスティバルオーケストラ」のリハーサルがいよいよ始まりました。

昨年は震災の影響で幻となってしまった公演ですが、事務局(ミューザ川崎シンフォニーホールと東京芸術劇場)と参加音大による実行委員会にて会議を重ね、ここまでたどり着きました。

16日(金)は午前中に各セクション(金管、木管、高弦、低弦)にわかれての分奏を行い、午後に管打、弦とわかれての分奏を行いました。

そして、14時には「初顔合わせ」

8つの音楽大学の学生、約180名が揃いました。

今回の指揮を務めてくださるマエストロ外山雄三からの一言。
「プロとか学生とか関係なくやっていきます」と口調は優しいですが、その言葉には真剣さがビシビシと伝わってきました。

そしていよいよ弦楽器の分奏です。

さすがに各音楽大学から選ばれてきた皆さん、難しい曲をしっかりと弾き込んできてます。

初日の練習を終えて、委員長と外山先生と翌日以降のスケジュールに関して打合せ…

そして二日目…

初日同様、午前中のセクションごとの分奏を行いました。
パートによっては既に和気藹々とした雰囲気でランチをしていました。同じ音楽を志しているもの同士、仲良くなるのも早いのでしょうか。
こちらは午前中の低弦を指導してくださった渡邉先生とコントラバスのランチの一コマ。

そして今度は管打楽器の分奏をマエストロが指揮します。

管打楽器は個々の楽器が目立ってしまうので昨日の弦分奏とはまた違った緊張感でいっぱいでした。

練習の合間には事務局と実行委員長、そして今回インスペクターを務めてくださっている桐朋の合田先生と打合せを行ったりもします。

どうやったらこのリハーサルが円滑に進み、よりよい本番が迎えられるか…などを話し合っています。
会議を重ね、色々準備をしてきたつもりでも、現場では何が起きるか解りません。まして、8つの大学という別組織から集まっているのでその都度、現場で解決をしていきます。

練習が終わっても、作業が残っています。

オーケストラには「指揮者」と「プレイヤー」のほかに重要な役割をもつ「ライブラリアン」があります。いわゆる楽譜係なのですが、借りている楽譜にボーイングを書き込んだり、譜面をめくりやすくするためにコピーしたものを足したりしています。

これを練習が終わり、みんなが帰った後にやっています。このフェスティバルでは舞台スタッフ、ライブラリアンにも8つの大学の学生さんが参加しています。

沢山の若い力が集結して開かれるこの「音楽大学フェスティバルオーケストラ」是非、聴衆という立場で参加してみませんか!?未来のスタープレイヤーをお見逃し無く!!

そして、練習はまだまだ続く…

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