ランチタイムコンサート《夏休みスペシャル》&ワークショップ「スティールパンで遊ぼう!」
2024.09.07
2024年8月20日、MUZAランチタイムコンサート 8月ドラム缶で奏でるワイワイミュージック《夏休みスペシャル 4歳から入場可!》が開催され、WAIWAI STEEL BAND(ワイワイ スティール バンド)の皆さんによるスティールパンの音楽をお楽しみいただきました。
ステージ上に並んだ形や色が様々なスティールパンから奏でられる夏らしい爽やかな音色が、ホールいっぱいに広がりました。
今回のランチタイムコンサートは《夏休みスペシャル》ということで、夏休みも終盤のお子さまたちにも沢山ご来場いただきました。
夏休み・春休みスペシャルでご用意している『小さなお客さまのためのプログラム』には、家にある空き缶で“空き缶パン”を作る方法も掲載いたしました。コンサートの後に、オリジナルの楽器で楽しんだ方がいらっしゃれば嬉しく思います。
コンサート終演後は、事前申込で当選された4歳~小学6年生を対象にしたワークショップを開催し、出演者のWAIWAI STEEL BANDの皆さんにもご登場いただきました。
最初にメンバーの伊澤さんから、「スティールパンはもともと楽器ではなく、物を運ぶために生まれたドラム缶。カリブ海の人たちがカンカン叩いて楽器になりました。そんな楽器を今からみんなも作って、楽しんでいきます!」というお話がありました。
そしてまずはメンバーの皆さんがステージ上で、コンサートで使った楽器ではなく空き缶で作られた楽器でデモンストレーション演奏をしてくださいました。親しみのある缶たちから、素敵な音楽が!
その後、スティールパン体験チームと楽器づくりチームに分かれてワークショップのスタートです!
楽器づくりではまず注意事項を伺い、早速空き缶を前に片手にはハンマーを。缶のへりをハンマーで「1,2,3 ♪︎ 1,2,3 ♪︎ 1,2,3,4,5,6,7 ♪︎」のリズムで叩いて、ハンマーをえんぴつに持ち替えて叩いてみると…音が変わっている!!
音の高さが決まった楽器にシールやテープで飾りつけをしたら、自分だけの”空き缶パン”の完成です!
スティールパン体験では、可愛らしいサイズのスティールパンをご用意くださっていました。そして最初に3つの技を教えていただきました。
- 一つの音を鳴らす
- 二つの音を両手のバチで同時に鳴らす→重音になる
- 同じところをたくさん叩く→音が伸びる
これらの技で、ホールに響くスティールパンの音を感じました。
次に、メンバーの伊澤さんから指示があったスティールパンの場所を順番に叩いていくと、いつの間にか音楽が!
最後に「音楽つくって遊ぼう!」ということで、参加者全員がステージ上に集合し、作りたての空き缶パンでWAIWAI STEEL BANDの皆さんと合奏しました。”空き缶パン”は「♪︎ドレミファソラシ」の音階ができメロティーが奏でられ、またメンバーの方からいただいたシールの色ごとに叩くと和音もできました。伊澤さんの指揮に合わせて、即興で音楽が紡がれていきました。
スティールパンが生まれた国では、学校の授業もスティールパンが、日本の子どもたちにとってのリコーダーのように演奏されているんだとか。皆さんもスティールパンを身近に感じられたでしょうか?スティールパンのような身の回りにある音楽も、ぜひ見つけてみてくださいね。
MUZAランチタイムコンサートでは、毎月平日お昼に40分間、多彩なジャンルの音楽をワンコイン500円でお届けしています。次回9月は、9月10日(火)JFE Presents MUZAランチタイムコンサート 9月 オルガン×オーボエ リードの響きをお届けします。
4歳から入場可能な公演は、次回は2025年3月31日(火)JFE Presents MUZAランチタイムコンサート 3月 リズム de マジック!《春休みスペシャル 4歳から入場可!》を予定しています。
ご家族でのご来場をお待ちしております♪︎