【ジュニア・プロデューサー2024】#8_コンサート終演!
2024.07.19
6月29日(土)ミューザの日、ジュニア・プロデューサー2024の企画コンサートが無事、開催されました。
チケットは完売、当日は約100名のお客様にお越しいただきました。ご来場ありがとうございました!コンサート前日のリハーサルから、当日に至るまでの様子をレポートします!
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コンサート前日、学校を終えたプロデューサーたちが次々と集合しました。
まずは運営班が作成した会場配置図をもとに、会場の設営を行います。
客席のいすを並べているうちに、「いすが入りきらない?」「演奏者の様子が見えない席ができてしまっている?」「席が近過ぎて座りづらい?」など、様々な意見が出てきました。
全員で気づいたことを共有し、いすの配置を工夫していきます。
その後、班ごとに準備を進めました。
企画班は前回の活動後、東京交響楽団の方やミューザのスタッフから台本についてさらにアドバイスをもらっていました。企画班はその内容を受けて、事前にそれぞれお家で、どうしたらよいかを考えてきてくれました。リハーサルまで30分ほどではありましたが、それぞれの考えを出し合い、台本を調整しました。ここでやっと台本が完成しました!!
広報班はまず、プログラム配布に向けての作業を行いました。
前回は時間の都合上、データを確認して完成!というところまででしたが、この日は印刷されたプログラムを手に取り、改めて完成を実感しました。そして他の公演のチラシを挟み込む作業を行いました。
自分たちの公演以外にお客さまが興味を持たれそうなミューザの公演をご案内することも、広報班の仕事です。これでいよいよプログラムもお客さまの手にわたる準備万端です!
運営班は会場の配置をしっかりと整えたのち、広報班と一緒に、ロビーの準備や当日のレセプショニスト係の練習をしました。
宿題となっていた、当日「開場中」「開演中」「終演中」の自分の役割を書くプリントを大人スタッフと一緒に見て、一人一人の動きを確認します。その後、みんなで「基本姿勢」「おじぎ」「いらっしゃいませ」の練習!レセプショニスト研修で学んだことをよく覚えていて、ぴしっとした姿が見られました。
その後、出演者の田尻さん、樋口さんが会場に来てくださいました。
出演者とジュニア・プロデューサーはこの日が初対面です! 早速名刺をお渡ししてご挨拶をし、リハーサルを行いました。
台本通りにリハーサルを進めながら、全体の微調整を進めます。
演奏者と司会のタイミングや、スクリーンの動作、プロデューサーたちの動きなどを確認しました。実際に舞台に立つ練習は今日が初めてです。お客さまに届くようにゆっくりと話すこと、立つ姿勢や動き方なども詳しく確認しました。
出演者からも様々なアドバイスをいただきました。田尻さんからの「明日が楽しみな人〜!」という呼びかけに、「はーい!」と手を挙げるプロデューサーたち。前向きな様子が頼もしいですね!
明日の集合時間を確認し、みんなで「がんばるぞー!」と掛け声をかけて解散しました。
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翌日8時45分、プロデューサーたちは鮮やかなオレンジ色のポロシャツを着て集合しました。
今日は、過去のジュニア・プロデューサーのみなさんが応援にかけつけてくれています。昨年のジュニア・プロデューサーに参加した方から、10年前のジュニア・プロデューサー経験者まで総勢8名がサポーターとして、ロビー周りのお仕事を中心に担当してくれました。みんなでよろしくお願いします!と挨拶しました。
その後、今日の流れを確認しました。リハーサルが始まるまでの時間で、昨日出演者からいただいたアドバイスをもとに、運営班が素早く客席の椅子の配置を調整してくれました。
9時からは早速リハーサルです。
昨日は確認したいところで流れを止めながらのリハーサルでしたが、今日は本番通りに進めます。司会の二人は、昨日もらったアドバイスを意識して話していました。
「昨日よりずっと聞きやすく、良くなっているよ!」と出演者のみなさんから言っていただきました!
その頃、ロビー周りでもプロデューサーたちが最終確認を行っていました。掲示物を出したり、影アナウンスの原稿チェックを行ったり、サポーターの皆さんにお仕事をお願いしたり…。そして、「最終表方打合せ」という、公演の責任者などコンサートに携わる人たちが情報を確認・共有する打合せにも参加しました。最後に全員がロビーに揃い、サポーターの皆さんにお客さま役をやってもらい、お客さまをお迎えするシミュレーションを行いました。
さあ、いよいよ開場の時間を迎えました!
事前に受けたレセプショニスト研修や、今日までの練習を活かし、全員が堂々と笑顔でお客さま対応をしていました。会場内には今回、椅子の客席の他に、小さなお子さまとそのご家族のためのマット席を用意しました。
積極的にお客さまへ声をかけ、適した席をご案内しました。「トイレはどこですか?」などのお客さまからのお問い合わせへの返答も、練習通りバッチリです!
そして、いよいよ開演です!
今回司会を務めた二人です。企画班のメンバーでもある二人が、自分たちで前日のギリギリまで頭をひねって形になった台本を丁寧に読み上げてくれました。
今回はベートーヴェンが自ら作品を紹介するという演出のコンサートでした。会場のスクリーンにベートーヴェンが映し出され話し出したときには、会場のお客さまからも反応があり、手応えを感じる演出だったのではないかと思います。
出演者のみなさんには、今回のコンサートのタイトルにも入っている「ダダダダーン」のフレーズ(ベートーヴェン作曲 交響曲第5番 第1楽章のテーマ)も、度々演奏していただく演出をお願いしました。また、田尻さんにはプロデューサーからのリクエストに応えて、楽曲編曲もしていただきました。本当にありがとうございました。
司会など舞台周り以外のプロデューサーたちは、レセプショニストとして会場の後方でお客さまの様子を見守ります。自分たちが作り上げてきたコンサートは、どのように目に映ってたでしょうか?
最後はカーテンコールです。プロデューサー全員が舞台に登場し、ご来場くださったお客さまと出演者に感謝を伝えて終演しました。
終演後は、早速お客さまのお見送りと、アンケートのお声がけを行いました。
その後は取材対応です。広報班がプレスリリースを作ったおかげもあり、記者の方が取材に来てくださいました。
その後、ジュニア・プロデューサー、サポーター、そして出演者の全員で振り返りを行いました。
うまくいったところ、うまくいかなかったところ、実際にやってみて分かったことをそれぞれが自分の言葉で話してくれました。
出演者のみなさんからは、コンサートの様々な部分で自らの役目を果たしたプロデューサーたちへのねぎらいの言葉をいただいた他、プロデューサーから出た「ピッチカートは指が痛くなるんですか?」、「一日どのくらい練習するんですか?」といった素朴な質問にも答えていただきました。
最後にメンバーからのアイディアで「疲れたぞー!がんばったぞー!おー!」とみんなで掛け声をして解散しました。
9月には改めて、今日のコンサートの映像を見ながら振り返りの時間を設けることになっています。自分たちの活動を振り返ると、どんな意見や感想が出てくるのか楽しみですね。
当日お越しいただいたお客さま、コンサート制作に伴走してくださり、当日演奏してくださった東京交響楽団の出演者・事務局のみなさま、ここまでプロデューサーの活動を見守ってくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました!
そして4月からの活動をしっかりやりきったジュニア・プロデューサーのみなさん、本当にお疲れ様でした。プロデューサーとしての活動がこれからの生活で活かされることを、スタッフ一同願っています!
※ジュニア・プロデューサーとは…
⼀般公募で集まった川崎市内⼩学 4〜6 年⽣が、コンサート当⽇まで仲間とアイディアを出し合い、 コンサートの企画・運営、 チラシの作成等を⾏うプログラムです。詳しくは、ジュニア・プロデューサー過去のブログもご覧ください。