パイプオルガン☆ツアー
みなさん、オルガンバスツアーのことはご存知ですか?
ミューザ・みなとみらいホール・神奈川県民ホールの3館を貸切バスで巡るというツアー企画。毎年恒例となっていました。
今年は県民ホールとみなとみらいホールの2館で1月に開催! ミューザからはストリートオルガンと、ホールオルガニストの近藤さんが参加しました。
その様子をご紹介します♪
スタートは県民ホールでした。
まずは講師のご紹介。県民ホールからは荻野由美子さん、みなとみらいホールからは三浦はつみさん、ミューザからは近藤さん。各館のオルガニストがそれぞれの楽器を紹介します。
荻野さんの演奏からスタート!
県民ホールの右側の壁には、演奏している横からの姿が写されています。
楽器の解説とオルガンの仕組みの説明の後、次はさっそく体験です!
パイプオルガンの指導は近藤さん。楽譜を持っていらっしゃる方も! おひとり1分半という短い時間ですが、みなさんそれぞれにオルガンを体感していらっしゃいました。
ロビーでは、荻野さんがパイプと音の出る仕組みの解説。
このコーナーでは大小さまざまなパイプの音を出したり、アクションモデルで仕組みを理解できます。荻野さんの解説後、自由に体験しました。
我らがストリートオルガンもロビーにお邪魔させていただきました。
「ミューザの開場時に弾いてたやつね!」
と覚えていてくださるお客様もいて、とてもうれしかったです♪♪
(スタッフが説明などをしていたので、写真はありません!)
県民ホールでの体験後は象の鼻パークから水上バスに乗ってぷかりさん橋へ。
そしてみなとみらいホールの1ドルコンサートを鑑賞しました。
ランチはなんと、パン パシフィック横浜ベイ ホテルのソマーハウス!
ホテルのラウンジの高級な雰囲気の中でのランチだったそうです。
そしていよいよ、みなとみらいホールでの体験スタート!
大きく2つのグループに分かれて、順番に行われました。
みなとみらいの大オルガンを体験されるみなさん。
先ほどまでコンサートで使われていた楽器をこうして弾くことができるなんて……!
大オルガンの中にも入ることができました。
楽器の内側には、これまでこの楽器を演奏された奏者たちのサインがびっしり!
体験の裏側では、「ルーシーのできるまで」という映像を見ながら三浦さんが解説。
ルーシーとは、みなとみらいホールのオルガンの名前です。
ちなみにこの日は、ルーシーを作ったフィスク社のスティーブさんも来日されていて、参加者のみなさんの質問にも答えていらっしゃいました。
さてさて、もう1グループは何をしているのでしょうか……?
このコーナーはミューザが協力をさせていただきました!
小さなオルガン・ポジティフオルガンと共に、ガルニエ社のマテューさんが、オルガンを作るための素材について詳しく解説。
ガルニエ社はミューザのポジティフオルガンも作製した会社です。
マテューさんは調律師としてミューザの公演ではすでにおなじみですね。
最後はオルガニストのみなさんからの一言。
みなさんそれぞれ、オルガンへの愛情が伝わるメッセージでした。
こうしたツアーをきっかけとして、オルガンに興味を持っていただけたらうれしいです。
ミューザの大オルガンとはホールのリニューアルオープンまで会うことができませんが、ポジティフオルガンが市内を駆け回ります!
引き続き、ミューザのオルガン公演にご期待ください♪♪