音楽サロン第3回!
こんにちは! 本日は先週金曜日にありましたMUZA音楽サロンの第3回の様子をご紹介します。
この服。今回のサロンでプレゼンターをされた白井俊夫さんのお店、信濃屋さんからお借りしたものなんです。洋服といったら、女性物が中心のように感じますが、男性の服飾にもおしゃれの要素が盛りだくさん!
プレゼンターは白井さんですが、お相手として東京交響楽団事務局の辻さんが登場。実は信濃屋の常連さんなんだとか。
白井さんは進駐軍の「カッコよさ」にあこがれて、アメリカの文化に傾倒。ファッションなども最初はアメリカの服飾中心に覚えたそうです。
この日の演奏は、東響アシスタントコンサートマスターの廣岡克隆さん。
スラッとした立ち姿が決まっています。
廣岡さんのこの日の衣装「普通のスーツに白いシャツ」に見えますがよ~く見ると、ちょっと違うんです! シャツ襟の形がちょっとおしゃれだったり。ステキです。
今回は白井さんがアメリカ文化に影響を受けられたということで、アメリカに関係する作品が演奏されました。
コンサートでのコーディネートについてもお話が。
基本は「他の人に嫌な感じを与えない」ということ。
最近では、メジャーリーグの記者向けにもドレスコード規定ができたそうです。
ちなみに、この日のお二人のコーディネートは「日曜日にコンサートに出かけるとしたら」
というテーマでそれぞれがセレクトされた服装だったそうです。
講座終了後に白井さん、廣岡さん、ピアニストの原さんをパチリ。
さすが白井さん、コートをお召しの姿の決まってらっしゃいます。
次回の音楽サロンは、1月13日! プレゼンターはピアニストで文筆家の青柳いづみ子さん。
東響コンサートマスターの大谷康子さんと共に、ドビュッシー生誕150周年を記念して、ドビュッシーのお話とその作品を中心にお届けします。
<おまけ>
信濃屋さんからお借りしたお洋服2セット。
お店のディスプレイって、どうやってるんだろうと個人的に常々気になっていたので、脱がせるところを撮影させていただきました。(動きをわかりやすくするため、2セットの写真が混ざっています)
ふくらみをつけるための紙などが腕の部分に入っていたり、ポケットに添えられた部分などは待ち針で止められていたりします。
作業しやすいように、スタッフさんの手首にはリストバンドならぬ、リスト針刺しが。
ズボンを脱がせる時はトルソーを分解。(別の服です)
最後はネクタイを外し、シャツを脱がせて作業完了です。
ボタンも全部止まっていて、人に服を着せるのと全く同じように着せるものなのですね。
お店のディスプレイは私たちミューザの分野で言えば、チラシみたいなものでしょうか。お客様に見ていただいて、興味を持っていただく。そこに見ていただくための工夫が詰まっているのは、どちらも同じ!
お洋服のディスプレイのように、おしゃれでステキなチラシを作っていきたいものです。