本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

ブログBlog

HOME  / ブログ / ジュニア・プロデューサー / 【ジュニア・プロデューサー2024】#4_コンサート制作進行中!

【ジュニア・プロデューサー2024】#4_コンサート制作進行中!

5月12日に、ジュニア・プロデューサー第4回の活動が開催されました。今日もホワイトボードに、コンセプトや目標などを書き出し、準備万端です!

今日は全体での活動の後、班活動をします。まずは、先日ミューザでのコンサートを聴いたプロデューサーたちが、コンサートの会場にはどんな仕事をしている人がいたか、自分が見てきたことを発表し合いました。
出演者、チケットを切る人、席まで案内してくれる人、車椅子のお客様を案内する人、会場全体を見る役割の人、開場するときに音楽(ストリートオルガン)を流している人、演奏会が始まる前にアナウンスをしている人、出演者がステージに出てくる時にドアを開ける人、ピアノを動かす人・・お仕事をしている人をたくさん見つけてくれました。プロデューサーたちは、自分たちのコンサートでその仕事を担います。実際にコンサートを体感して、より明確にイメージが湧いた様子のジュニア・プロデューサーたちでした。

「出演者やスタッフたちはどんな服装をしていた?」という話題では、出演者とスタッフではちょっと違う服だった、黒っぽい服装の人が多かった、派手な服装の人はいなかった、など、具体的に服装についても見たことを発表しました。スタッフの服装を決めるのは運営班のお仕事。どんな服装にするか、みんなの発表を参考にし、運営班で話し合います。

続いて、前回決定したコンサートのタイトルに関わりが深い作曲家「ベートーヴェン」について、各自で調べてきたことを持ち寄りました。
だんだん耳が聞こえなくなっていく絶望感・孤独の中で、それでも作曲を続けたベートーヴェン。ベートーヴェンの人生や人柄、どんな作曲家と交友があったのか、耳が聞こえない時の作曲方法、作品の数、死因と言われている原因や好きな食べ物まで、様々な情報が集まりました。

ベートーヴェンについてまとめてきた年表を見せながら発表するメンバーの一人と、それを見守る他のメンバーたち。

コンサートの中でベートーヴェンについての解説を入れたらいいのでは?という声や、ベートーヴェンに関わることから、お客様が来たくなるような情報をチラシに載せてみたい!という声も。コンサートを作るにあたって、作品や作曲家のことを知ることはとても大切なこと。それぞれが本を探したり読んだりして、たくさん調べてきてくれました。

その後、出演者が決まったことが発表されました。早速、みんなで自分の「公演決定書」に書き込みます。次はいよいよ班活動です!

≪企画班≫

まずはスケジュールを再確認。次回の活動で、東京交響楽団の方との打ち合わせができることがわかりました。今日はコンサートの内容を具体的にしながら、打ち合わせに必要な情報を整理していくことにしました。曲を確認しながら全体をイメージしたい、とプロデューサーたち。現在挙がっている候補曲の音源を確認しつつ、なぜその曲、その曲順にしたいのかを整理しながら、コンサート全体をイメージしました。次週の東京交響楽団の方との打ち合わせで、新たな提案をいただけるかもしれないので、曲を決定するのではなく、どんなイメージの曲で始まりたいのか、ここで雰囲気を変えたい、など、コンサートの構造を考えるために、具体的な曲を聴きイメージを固めました。

次週の打ち合わせで東京交響楽団の方に自分の言葉で伝えられるよう、それぞれお家で練習してくることになりました!また、運営班にお願いされていたコンサートで必要な備品も整理し、大忙しの班活動でした!

≪広報班≫

この日の予定はチラシの完成です。前回チラシに「イラストを載せたい!」と言っていたものの、どのようなイラストが相応しいか見当もつかなかったプロデューサーたち。前回の活動の最後にコンサートのタイトルが決まり、そしてベートーヴェンについて調べてきて、コンサートのイメージも徐々にできてきました!

家でイラストを描いてきたプロデューサー、そして会議前にホワイトボードに描かれたイラストを見て、「このイラストを使いたい!」と他の班のプロデューサーの才能を発見し、チラシ用にも描いてもらうよう依頼もしていました。前回運営班からもらったチラシに載せたい情報も、どのように文章化するかを運営班さんと再検討…。フォントの種類やデザインの色等も、プロデューサーがPCを操作して決めました。

あっという間に活動終了時間となりましたが、コンサートをPRするためのチラシがなんとか形になりました!どんなチラシが出来上がったかは、情報公開をどうぞお楽しみに!

≪運営班≫

この日はまず、チラシに載せる会場の写真を選んで、会場の配置をあらためて確認。今回は、子ども用にマット席を用意することにしています。「お父さんお母さんはどこに座ってもらう?」「何歳まで座れるようにする?」と、広報班からチラシに書く情報についても質問があり、みんなで意見を出し合って検討!
チラシやホームページに、運営班が考えたことが書いてあるので、ぜひご覧ください!
その後、スタッフ用ポロシャツの色を決定!当日、ジュニアプロデューサーたちの服装も決めました。

——
最後に全員集合し、班活動の内容を報告します。

今日の班活動の内容を報告するメンバーと、それを見守る他のメンバーたち。
  • 運営班:ジュニア・プロデューサー用ポロシャツを作るので、自分のサイズを本日、伝えて帰ってほしい。ポロシャツの色を決めた。当日の服装についても共有されました。
  • 企画班:必要備品を整理した。コンサートの流れを整理し、次回東京交響楽団の方と話すのでどういうことを伝えるか、コンサートタイトルの意図、ターゲットなどを話せるように準備した。
  • 広報班:チラシがほぼ完成。次回最終確認し、印刷してプロデューサーにも渡す。

次回も、コンサートの形がますます具体的になっていきそうです。今後もジュニア・プロデューサーの活躍にご期待ください!

※ジュニア・プロデューサーとは…

⼀般公募で集まった川崎市内⼩学 4〜6 年⽣が、コンサート当⽇まで仲間とアイディアを出し合い、 コンサートの企画・運営、 チラシの作成等を⾏うプログラムです。詳しくは、ジュニア・プロデューサー過去のブログもご覧ください。

ページトップへ