フランツ・リスト☆バースデー・コンサート
先月末に開催されたフランツ・リスト バースデー・コンサート。
カメラマンさんより当日の写真が届いたので、様子をご紹介します♪♪
川崎市内での開催と異なり、所沢市民文化センターミューズでの開催でした。当日は所沢市民祭がお隣の航空公園で開かれていたこともあり、道路は大渋滞していました。
こちらは所沢市民文化センター保有のオルガン。日本最大規模の楽器です。
演奏トップバッターは石橋薫さん
オーディションでも演奏された、BACHの名による幻想曲とフーガ、そしてコンソレーション第4番を演奏されました。
トップバッターは緊張するものですが、荘厳なフーガ、そして美しく繊細なコンソレーションを聴かせてくださいました。
2番手は森亮子さん
リストの愛弟子であるロイプケのオルガン・ソナタ ハ、「詩篇 第94番」を演奏。堂々とした広がりのある演奏でした。
休憩をはさんで、後半最初は三上郁代さん。
リストらしい華麗な響きと、コラールの美しいハーモニーが特徴のこの曲。音のコンビネーションをたくみに使い分け、色々な音と出会うことのできる演奏でした。
最後は長田真実さん。
リストの超大作、コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガを演奏。以前のブログの記事で長田さんがおっしゃっていましたが、様々な技巧が駆使されているこの曲にさらに様々なテクニックを加えた版での演奏でした。ホールが揺れんばかりの迫力ある演奏に、お客様も圧倒されていました。
コンサート終了後、企画者でありミューザ川崎のホールアドバイザー松居直美さんと、ミューザのホールオルガニストである近藤さんと共に、オルガンの前で記念撮影♪♪
学生時代はなかなかこの大きなオルガンに触れる機会は少ないものです。
今回のこの経験が、奏者たちの将来に活きることを願っています。
皆さまのご来場、そして若きオルガニストたちへの応援、ありがとうございました!