お祝いの準備、進んでます!
2011.10.22
今月29日に開催されます、ミューザ川崎シンフォニーホールアドバイザー松居直美企画 フランツ・リスト バースデー・コンサート。
先日、リストの生誕200年のお祝いに向けて(?)、所沢ミューズで2度目の練習がありました。
ちなみに本日(22日)がリストの誕生日です。
Happy 200th Birthday to you, Listz!!
会場と周辺の様子はぜひ前回の記事を見ていただくとして、本日は練習の様子をご紹介します。
この日の練習は朝9時から。お一人約4時間ほどの持ち時間かあったのですが、みなさんそれぞれに入念な音色のチェック&練習!
途中で集中力も切れてしまいそうなものですが、音が途切れることはほとんどありませんでした。学生さんと言えど、さすがプロの卵。みなさんスゴイです。
練習の途中からはアシスタントさんもいらして、繰り返し曲を通しながら音を体に染み込ませていらっしゃいました。
会場練習を終えての感想、本番への意気込みをうかがってみました!
森亮子さん
家で普段練習している楽器はパイプも小さいく、大オルガンと全く違います。所沢ミューズのように響きのすばらしいホールでこんな大規模なオルガンを弾くことができる機会はなかなかないので、とてもうれしいです。本番が楽しみです!
長田真実さん
この曲を実際に初演したオルガニスト、ヴィンター・ヴェルガーは素晴らしいテクニックの持ち主で、リストの譜面では飽きたらず、様々な技巧を駆使してこの作品を演奏していました。今回は、そのヴィンター・ヴェルガー版に挑戦します! シンフオニックな響きを大きな空間でよりダイナミックにお届けしたいです!
三上郁代さん
大学のオルガンは今までも弾かせてもらっていましたが、大学以外でこんなに大きいオルガンを弾かせてもらったのははじめてで、たくさんのことを学ぶことができ、改めてオルガンの難しさを感じました。本番では、伝わる演奏ができたらと思っています。
みなさんコメントでもおっしゃっていますが、学生時代に所沢ミューズのオルガンのような日本最大規模の楽器に触れる機会は滅多にないことだそうです。
オルガンとホールは一心同体ですから、中で聴いているとホール全体が響いているのがわかります。コンサートホール全体の響きを操るオルガニストの卵たち。
悪戦苦闘しながらも、熱心に楽器に向かう表情がとても印象的な1日でした。
そして、熊本にお住まいのため17日の練習にはいらっしゃれませんでしたが、本番ではトップバッターを務める石橋薫さんからもメッセージをいただきました。
私は2曲演奏させていただきますが、全く違う表情を持つ2つの作品を、この素晴らしいオルガンで最大限に表現出来れば……と思っております。
石橋さんは、本番前日の28日に上京されて所沢ミューズで練習、そして翌日本番となります。
あと残り1週間となったフランツ・リスト バースデー・コンサート。
チケットはミューザ川崎シンフォニーホールだけでなく、チケットぴあやe+、そして会場である所沢ミューズでも購入可能です。
若きオルガニストたちの熱演は必聴ですよ☆