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創発×モーマチ第54回 ティンパニ・ワークショップ開催しました!

10月1日(日)、モーツァルト・マチネ第54回終演後、東京交響楽団首席ティンパニ&打楽器奏者の山村雄大さんによるティンパニワークショップが開催されました!

中高生のみなさんへ、お互いが影響し合い高め合うプログラムを・・!という思いでスタートした、『創発プログラム』。第2回は、今回のモーツァルト・マチネに出演された山村雄大さんによるティンパニ・ワークショップです!

コンサート開演前、参加者のみなさんが歓喜の広場に集合しました。

歓喜の広場にて、輪になって自己紹介をする参加者たち

一緒にワークショップを受ける仲間としてでお互いに自己紹介をしたり、今悩んでいること、山村さんに聞きたいと思っていることなどを共有しました。みんな打楽器に取り組んでいることもあり、初対面の同士でもあっという間に和気あいあいとした雰囲気に。

自己紹介を終えた後は、コンサートをそれぞれ鑑賞。

モーツァルト・マチネの公演写真。左端にティンパニが設置されている。
舞台下手後列に配置されたティンパニ。学校が所有している楽器とは皮や楽器の構造が異なる楽器でした。 © T.Tairadate

吹奏楽で使うティンパニと、コンサートで使用されたティンパニの違いなどにも、気づいたでしょうか?

終演後、コンサートを聴いた興奮冷めやらぬまま再集合。間もなく山村さんが駆けつけてくださり、早速ワークショップがスタートしました!

まずは楽器を演奏する前の準備、チューニングや楽器の移動について、山村さんにお話しいただきます。

ティンパニを動かしながら楽器の移動について参加者に説明する山村氏
© T.Tairadate

その後舞台上へ移動!準備されたティンパニ1セット(4台)を前に、まずは楽器のセッティングの仕方から。

どうやって自分の体に合ったセッティングにするのかコツを習い、実際に一人ずつトライしました。次に、マレットの持ち方、叩き方などの基礎の基礎を順を追って教えていただきます。

基本のストローク、4台のティンパニを行き来しながら叩く際のポイント、打点の位置、ロールの仕方など、基礎から実践につながる様々なポイントを教えていただきました。
参加者のみなさんも実際に挑戦する中で山村さんからアドバイスを受けたり、他の参加者の演奏時には熱心に見て聞いて、全部を吸収しよう!という意気込みを感じました。

バチを持ち、ティンパニを囲んで立つ参加者に、笑顔で指導する山村氏
© T.Tairadate

理想の演奏に辿り着くためにどう練習すると良いのか、丁寧&具体的に教えてくださる山村さん。
「良いお手本を見つける」こと、鏡を見たり、友だちに見てもらいながら「フォームを確認して練習を進める」ことなど、日々の積み重ねで基本が出来上がっていくことを教えていただきました。

山村さんの言葉に触発されて、参加者のみなさんからも様々な質問が飛び出し、どんどん盛り上がっていきました。

最後に全員で山村さんと写真撮影!

中央に山村氏、ティンパニを囲み、笑顔で記念撮影に応じる参加者たち
© T.Tairadate

山村さん、貴重な機会を本当にありがとうございました!
参加者のみなさん、今回の経験をぜひこれからに活かしていただけるよう、祈っています!

次回の創発プログラムは、2023年12月2日(土)11:00開演「モーツァルト・マチネ第55回」終演後のクラリネット・ワークショップです。詳細はブログ:創発プログラム クラリネットパートの中高生、12/2(土)はミューザに集まれ!からご覧ください。

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