ジュニア・プロデューサー2022企画コンサート終演!!
2022.07.10
7/1 ミューザの日!
4月から会議を重ね、つくり上げてきたジュニア・プロデューサー2022企画「笑顔満開サマーコンサート」も当日を迎えました!
前日準備と当日の様子をお届けします。
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6/30(木)
学校終わりに集結したジュニア・プロデューサーたち。
早速、会場設営やリハーサル等の最終準備に取りかかります。
会場の配置を考えた運営班の指示によって、出演者や観客用のイスが並べられていきます。
「ここだと前の人と被って舞台が見えにくいかな?」
「じゃあ席の間から顔が見えるようにすれば良いんじゃない?」
「弦楽四重奏ってどんな並びだったかな?演奏する時、演奏者さんはどんな向きだとやりやすいんだろう?
試しに座ってみようよ!」
実際にやってみたことで浮かんだより良い方法を取り入れたり、机上では気が付かなかった事を考えながら設営を進めました。
その場で試行錯誤しながら、納得する座席の並べ方に出来たようです!
そしてロビー周りの準備もします。
広報班が作ったプログラムにチラシを挟み込んだり、
会場の案内の設置をしたり、
レセプショニスト研修で習ったことを実際の場所でやってみたり、
お客様から聞かれるかもしれないことを想像して、どうやって対応したらよいかを確認したりしました。
その間ホール内では、企画班がリハーサルを行いました。
東京交響楽団の事務局の方にも来ていただき、念入りにリハーサルをします。
マイクの前に立つだけでも緊張するものですが、マイクの前に移動するタイミングを逃さないこと、マイクの電源をオンにすること、お客様に伝わるよう心を込めて台本を読むこと、マイクをオフにしてからハケること…自分が話す番でなくても曲毎に異なる演出に参加すること……考える事もやる事も盛り沢山です。
それぞれの班が限られた時間の中で本番に向けて準備をし、
最後に「エイ エイ オー!!」と気合いを入れてこの日は解散!
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7/1(金)
当日朝早くから集合した、ジュニア・プロデューサーたち。
まずは、山本事業部長から満席の印である『大入り袋』が渡され、激励の言葉をいただきました!
さらに、過去にジュニア・プロデューサーを経験し、現在はリトルミューザとして活躍しているお兄さん・お姉さんもお手伝いに駆けつけてくれました。
案内の方法など、経験をもとにしたアドバイスをもらい、お客様を迎える準備もばっちりです!
出演者の方々と対面して、最終確認をして…
あっという間に開場時間となり、続々とお客様がご来場されました。
口々に「ドキドキする〜」と言いながらも、
しっかりチケットを確認して、切ったり、
小学生以下専用席となっている客席前2列に知らずに座ってしまう大人がいると、声をかけたりすることができました。
そしてついに開演!
広報班・企画班のメンバーも会場内で見守ります。
素晴らしい演奏をしてくださる素敵な出演者の皆様、そしてあたたかいお客様とともに、ジュニア・プロデューサー達も楽しみながら役割を全うし、あっという間に終演しました。
最後のお客様が帰られるまで、笑顔でしっかりとお見送りしました。
無事に終わってホッとするのも束の間、会場の撤収や取材対応が即座に始まります。
そして最後には出演者の蟹江さん(チェロ)にもご参加いただき、本番の振り返りを行いました。
ジュニア・プロデューサーからは、
自分の苦手なことに注意して本番に取り組めた!と達成感を持って振り返る声や、
小学生以下専用席には、その保護者の方も一緒に座ってもらえるようにしてもよかったかも…
などという具体的な意見も。
実際にお客様の案内係をしてみて、
何を聞かれるかわからないことにドキドキした!
という声もありました。
本日出演してくだったチェロの蟹江慶行さんからは、
「音楽のプロである出演者と、夏休みのプロであるジュニア・プロデューサーの力が一つになって、素敵なコンサートになったと思います。今後も新しい形のコンサートできれば嬉しいです。」
と嬉しいコメントが!
蟹江さん、出演者のみなさん、本当にありがとうございました!
3ヶ月にわたる打ち合わせや準備を経て、この日を無事に終えたジュニア・プロデューサーたち。
本当にお疲れ様でした!一人一人が立派なプロデューサーとして大活躍でした!
まだまだコロナによる制限が続く中ですが、ミューザでの経験が今後、何らかの力として発揮されることを願っています。
※ジュニア・プロデューサーとは…
一般公募で集まった川崎市内小学4~6年生が、コンサート当日まで仲間とアイディアを出し合い、企画したり、チラシを作ったり、運営したりする企画です。
詳しくは、ジュニア・プロデューサー 過去のブログもご覧ください。