安全・安心なコンサート鑑賞のために
2021.07.09
2021年も、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない状況で「フェスタサマーミューザKAWASAKI」を開催することとなりました。
ミューザ川崎シンフォニーホールは、昨年、有観客コンサートの再開がまだほとんど行われていない時期に、感染症対策を講じてフェスタサマーミューザKAWASAKIを開催いたしました。600席限定からの慎重なスタートでしたが、その後も感染症対策について来場者数やイベントの性質に合わせ、細やかな対応を行ってまいりました。
昨年のサマーミューザ オープニングコンサート。指揮者のジョナサン・ノット氏が来日できず、収録映像による指揮という挑戦が大きな話題となりました。
主催公演では毎回、感染症対策について振り返りを行うとともに、コロナ対策についてお客様にアンケートを実施し、状況把握と改善に役立てています。
2020年度主催公演の来場者アンケートから
ミューザでは基本的に、コンサート終演後に、使用したすべての座席を消毒しています。
当日できる場合もありますが、夜間に及ぶ場合は翌日以降に行うこともあります。フェスタサマーミューザのように公演やリハーサルが連続する日程の際にも、この消毒スケジュールは必ず確保しています。また、公演中にはホール外のロビーやドアなどの消毒も行っています。
ミューザの客席は約2000席。その日の使用エリアによって、消毒範囲も異なります。
コンサートの開場時には多くの人が一時的に集まりますので、多くの対策が必要となります。
開場前に行うスタッフミーティングで、各部署に情報共有を行います。
検温する機器のチェックも毎回行います。公演内容によりお客様の年代などに合わせ、向きや位置を調整しています。
最も滞留する入り口で密集が起こらないよう、係がサインやお声がけで列を調整しています。
今年の夏も、出来る限りの対策を講じてお待ちしております。
ご来場のお客様には、入場時の手指消毒と検温、マスクの常時着用をお願いしています。
特にマスクに関しては、安心な鑑賞環境を確保するため、どうかご協力をお願い申し上げます。
フェスタサマーミューザは、今年も映像配信を行います。
ご来場に懸念のあるお客様は、ぜひこちらでお楽しみください。