ほぼ日刊サマーミューザ2020オンライン 8/6日 第12号
2020.08.06
もくじ
▶コンサートレビュー(8/5 昭和音楽大学)
▶お客様の声から♪
▶エンジョイ!川崎!!パートナーショップのご紹介「牛たん 杉作」
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充実の指揮者と若き奏者たちによる至福の「ジュピター」に脱帽!
ⓒ青柳聡
【8/5 昭和音楽大学】
今年創立80周年を迎えた昭和音楽大学のオーケストラ(現役と卒業生の合同)が、学生の活動が困難な状況の中、演目変更はあったものの無事にフェスタに登場。学校を挙げての努力に頭が下がる。
前半、若々しく清新に響いたドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」に続くのは、アルト・サクソフォンの小荒井千里がソロを務めるイベール「室内小協奏曲」。同大学大学院在学中の小荒井は、よく通るつややかな音で、ユーモアあふれる逸品を小粋に聴かせた。オケの管楽器6人の巧さも特筆しておきたい。
メインはモーツァルト「ジュピター」。あえて究極の名作に取り組む意気込みは、昨年からフランスを拠点とする田中祐子の魅力的な指揮と指導を得て、想像以上の成果を生み出した。田中は持ち前のしなやかな指揮ぶりに加えて、思い切ったメリハリも厭わず、繰り返しでは即興で違う表現を実現するなど、楽員と聴衆を刺激し続けた。楽員の自発性が引き出されたことで、人数を絞ったオケの音は豊潤に響き渡り、特に両端楽章の躍動感と壮麗さはめったに聴けないもの。白状すると、これほど幸福な「ジュピター」に出会えるとは予測しておらず、ただただ脱帽。フェスタの魅力が詰まったライヴとなった。(音楽ライター 林昌英)
指揮の田中祐子と、ソリストを務めたサクソフォンの小荒井千里 ⓒ青柳聡
昭和音楽大学 8/5 (水) 18:30開演
指揮:田中祐子
サクソフォン:小荒井千里 *
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
イベール:室内小協奏曲
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』※当初発表の曲目から変更になりました
アーカイブ無料視聴はこちらから→昭和音楽大学 女神(ムーサ)たちのフレンチ~夏の香りを添えて(8/31まで視聴可能です!)
お客様の声から♪
(ライブ配信中チャットより)
・田中祐子さんの表情でも、仕上がりの良さがわかります
・早く大学のユリホールでの演奏を聴きたい!
・攻め込んだ指揮、それに答えたオケ素晴らしい。
・サックスなかなかの音楽性。クラシックではサックスが出てくる曲は少ないが違うジャンルでは活躍の場もあるでしょう。
・マエストロ祐子の盛り上げ方、それに応えた学生たち。記憶に残るコンサートでした。
(アンケートより)
・大変な世の中ではありますが、そんな状況下で開催して下さりありがとうございました!オンライン配信を始めて鑑賞させて頂来ましたが、なかなか楽しめました。今後の演奏会では当たり前になってくるのかもしれませんね。学生とマエストロの一体感は本当に素晴らしく、画面越しにも熱演が伝わってきました。「音楽っていいな」と改めて感じています!(20代・学生・まるまる)
温かいコメントをお寄せくださった皆様、ありがとうございました。
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回答はこちらから→フェスタサマーミューザKAWASAKI2020アンケート
エンジョイ!川崎!! パートナーショップのご紹介「牛たん 杉作」
知る人ぞ知る、ミューザ川崎1Fの牛たん「杉作」へ。昼定食は、牛タン、牛テールスープ、麦ごはん、お新香がついて1,440円。牛たんはしっかりした味付けで柔らかくジューシー、ご飯がどんどんすすみます。牛テールスープは優しい味ですっきり。ボリュームも丁度よく、大満足な定食です。大盛りもあるのでがっつり食べたい方はぜひ。お昼時はいつも混んでいるので少し時間をずらしていくのがおすすめ。そして、なんとビールが300円。牛タンとビールで夜の一杯にもぜひ立ち寄りたいです。(事業企画課M)
【本日ご紹介のお店】
ミューザ川崎1F 牛たん 杉作
クーポン特典:飲食代5%OFF(現金のみ)
8/10日をもちまして、パートナーショップのクーポン利用期間は終了いたしました。
ご利用いただいた皆様、ありがとうございました。来年をどうぞお楽しみに。
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