全編フルアコースティックギターでの 『アランフェス』をご賞味あれ―渡辺香津美(ギタリスト)
スペインの作曲家、ホアキン・ロドリーゴによるギター協奏曲。第2楽章の哀愁の旋律は、巨匠マイル
ス・デイヴィスの名演がジャズファンの間にも広く親しまれている。今回は僕にとってもチャレンジ'となる、全編フルアコースティックギターでの演奏だ。
カデンツァ部分も含め、カズミの奏でる《ジャズロックなアランフェス》をご賞昧あれ。2021年に迎えるギター生活50周年を前にして、このような機会を与えられたことに感謝したい。
(文・渡辺香津美/フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019 プログラムより抜粋)
2019年7月30日 (火) 15:00開演
(11:00開場/11:30~最長12:30公開リハーサル/14:30本開場)
【出演】
指揮:川瀬賢太郎(神奈川フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者)
ギター:渡辺香津美
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
【曲目】
ボッケリーニ(ベリオ編曲):マドリードの夜警隊の行進
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第1組曲、第2組曲