本文へ
  • English
ミューザ川崎シンフォニーホール
menu

ブログBlog

HOME  / ブログ / グレの歌 / 模型作成!2days~リトルミューザの活動報告

模型作成!2days~リトルミューザの活動報告

リトルミューザのページへ戻る

すっきりとしない天気が続くこの日、集まったメンバーは前回まで積み重ねてきたアイデアを集約し、シーンごとのイラストを立体感あるパネル展示にするために、最終的な空間デザインを完成させました。設置した際のイメージをより具体的に共有していくために、模型を作成する作業を担当したメンバー。イラストレーターを使って、まずは画像データの編集と、全体のサイズバランスを整えました。出力したデータは厚紙に貼り、なかなか思い通りに動いてくれないハサミとカッターで切り抜き、実際の10分の1ほどのサイズの模型をシーンごとに作成していきます。
【写真】実際に切り抜いた模型。前景の草、山とお城、主人公の2名のイラストが重なり合い、3層になっています。

また今日はデザイナーさんが、実際の展示で使えそうな素材の候補を持ち寄り、制作のヒントをたくさん教えてくれたのでした。
よっし!じゃあいっちょ作ってみよう!と、演劇部のメンバー2人は大判印刷で切り出したデータで、イラストをほぼほぼ実寸大で切り出していきました。
【写真】デザイナーさんにコツを教えていただきながら、パネルに張り出し作業。
カッターを使って切り出していくうちに、なかなか難度が高い作業であること、細かい部分の切り出しは割愛!
イラストの底辺は大きめに残しておいたほうが安定感がある!刃がもろくなったカッターは、折ればいい!
など、終始ノンストップでお喋りをしながらも、気が付くことが多々ありました。

試作とは別動隊が、デザインの調整も実施。
デザイナーさんも交えて、どこに何を配置するか検討し、最終的なレイアウトが決定。
【画像】意見を反映させて作成したレイアウト案
他のメンバーも一緒に確認しました。
【写真】デザイン案を画面で確認するメンバーたち。

さて、作成した実物大模型。実験と練習で作成したものとは言え、切り抜いた後は達成感!
実際の位置に持っていき、配置をしてみると「いいじゃ~ん!」と思わずニヤリ。
【写真】試作品を実際の場所に置いてサイズ感などをチェック。
近づきすぎるとカッティングの腕前がばれてしまいますが、少し離れてみてみると、なかなか堂々とした展示になっていました。

翌週には、完成したデザインがデザイナーさんより納品されました。
「今回は、全シーンの縮小模型を完成させよう!」
と、作業開始。
事務所内でパネルの切れ端を探したもののなかったので、厚紙に出力したデザインを貼り付けて切り抜きます。
【写真】全デザインを配置して切り抜き。
自立するように調整。バランスを取るのがなかなか難しいです。
【写真】完成に近づく縮小模型。最後まで微調整を繰り返します。
そして完成したものが、こちら!


(事務所の雑然とした感じは、目をつぶってください……)

「今日、めっちゃはかどったね~」
とみんな大満足。

しかし戦いは始まったばかり。全ての展示物を手作りで制作していくことを決めたリトルミューザの熱い夏が始まろうとしています!

リトルミューザのページへ戻る

ページトップへ