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新プロジェクト始動!リトルミューザの活動報告

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オープンハウスJACKからはや3か月。
リトルミューザの新プロジェクトが、先週末から始動しました。

毎回、メンバーの参加の仕方を変えながら進めているリトルミューザの活動。
今回のプロジェクトでは、プロポーザル形式をとります。
つまり、「やりたい企画をプレゼンして実施しよう!」という、実社会に直結するスタイル。
初回ミーティングでは、我々大人のスタッフが「どうやって企画を立てているのか?」を紹介しつつ、企画書の書き方について説明しました。
【画像】子どもたちが使う企画書フォーマット
ここで、このブログを読んでいらっしゃる皆さんに質問です。
皆さんが会社や組織、家庭の中で何かの企画を立てるとき、どうやって考えていらっしゃるでしょう?
例えば、「やりたいこと」や「やらなければならないこと」がまずあって、次にそのための手順を考える……。
例えば、「求める結果」があって、そのゴールに向かうための方法を考える……。
皆さんそれぞれに、やり方を持っていらっしゃると思います。

今回リトルミューザメンバーたちは、以下のような手順で企画を考えています。
1)プロジェクトの土台・基礎作り
・プロジェクトの目的探し
・テーマとなる作品のリサーチ
を並行して行い、自分の身の回りにある課題や気になっている社会問題と、テーマとなる作品の共通点を探してみたり、対象となる人ってどんな人なのかを考え、その人たちと作品の関連を考えてみる。

2)対象の決定と、プロジェクト案の検討
土台ができてから、中身を考えてもらいます。
目的に適した対象者は誰か、プロジェクトの結果、その人たちにどんな気持ちになってもらいたいか、そのためにどんな企画が必要で、どんなものを用意しなければならないのか……。

ひとりひとりで企画を考えるつもりで集まっていたメンバーですが、しっかり土台を作って、作品についてもリサーチをしっかり深めなければならない! と感じたのか、何人かでひとつの企画案を出すのもいいかも! という声が出てきていました。
その後、メンバーが作品のリサーチをする際の足掛かりとなるよう、今回のテーマであるオペラ「フィガロの結婚」について、マイケル・スペンサーさんと一緒に紐解いていきました。
【写真】リサーチするための「種」探し
マイケルさんは、フィガロの結婚に出てくる登場人物たちの関係性を、場面ごとに相関図でみられるようにスライドを準備してくださいました。
なかなか複雑で入り組んだ関係性とストーリー展開で、文章などで読んだだけでは、いったい誰がどうなったの???となりそうなフィガロの結婚ですが、相関図を見ながらの解説でスッキリ!
「この複雑な人間関係を考察しながら、自分たちの恋愛観を語り合うガールズトークイベントとかもできるかも!」
と、さっそく作品の中からプロジェクトのヒントも見つけ、リサーチの大切さも痛感したメンバーたち。

メンバーがホールの事業部長へプレゼンを行うのは8月20日。
どんな企画が飛び出してくるか、ご期待ください!

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