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ミューザ川崎シンフォニーホール
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上野耕平さん再びミューザの舞台へ!(8月4日 NHK交響楽団)

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍のサクソフォン奏者・上野耕平さん。
ミューザ川崎シンフォニーホールでは2015年からの2年間ですでに吹奏楽、パイプオルガンとのデュオ、サクソフォン四重奏と様々なジャンルのコンサートでステージに立っていますが、オーケストラとの共演は今回のサマーミューザN響公演が初めてとなります。
そんな上野さんにお話を伺いました!

ミューザ川崎シンフォニーホールの印象はいかがですか?

どんな編成でも、どんな曲でも演奏が映える良いホールです。あれだけ大きいのにステージと客席に一体感があり、観客とひとつになれるホール。サクソフォンの音は上に響くので、その特性にもマッチしています。初めて(ミューザで)吹いた時から好きです。

2015年8月21日ナイトコンサート(オルガン:近藤岳)

今回NHK交響楽団と演奏されるグラズノフのサクソフォン協奏曲にはどんな思いをお持ちですか?

何回も何回も何回も何回も・・・(笑)演奏している作品です。グラズノフのサクソフォン四重奏と協奏曲はサクソフォン奏者にとって大事なレパートリー。これらはグラズノフが晩年にパリでサクソフォンに出会って書いた作品。サクソフォンってかっこいいだけじゃなくて、こんなにロマンティックで情緒ある音色なんだと感じられる楽曲です。サクソフォンのこういった一面を表現できる曲は多くありません。グラズノフを聴いてびっくりしてもらえたらいいですね。
N響はこの曲を演奏するのは初めてだと聞きました。一緒にどんな音楽を作れるか、今からとてもたのしみです。弦合奏との相性の良さを感じてもらいたいです。
今回のプログラムでは後半にショスタコーヴィチの交響曲が演奏されますが、グラズノフはショスタコーヴィチの先生だったのです。先生の作品を聴いてから、門弟ショスタコーヴィチの交響曲を聴く。師弟の作品が並んでいるというのがおもしろいですね。

2017年のフェスタサマーミューザでは、しんゆり公演で神奈川フィルとグラズノフの協奏曲を演奏

フェスタサマーミューザ公演に向けて、お客様へメッセージをお願いします!

かっこいいだけじゃない、クラシカルでロマンティック、どこか物悲しさのある音色。サクソフォンのそういった一面も出していきたいです。
日曜夜にいつもTVで見ていたN響との共演、待ちきれません!

上野さん、ありがとうございました!

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2018
NHK交響楽団

2018. 8.4 (土) 16:00開演(14:30開場)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:熊倉 優
アルト・サクソフォン:上野耕平

ブリテン:青少年のための管弦楽入門
グラズノフ:アルト・サクソフォンと弦楽オーケストラのための協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

公演詳細はこちら

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