2018 2(プ)0(レ)1(イ)8(ヤー)プレイヤー(Player)の年にあたって ―佐山雅弘からのメッセージ!
2018.01.28
ミューザのホールアドバイザー、佐山雅弘さん(ジャズピアニスト)から新年?のメッセージが届きました!!
皆様、明けましてお目出度うござい・・・ましたデスね。既に月末。今年のミューザも盛り沢山。コンサートカレンダーを眺めながらワクワクしています。アドバイザーではあるものの、それ以前にミューザのホール、その演目の大ファンなのです。
意欲的なプログラムの充実した定期演奏会。堀米ゆず子さんが来る!
馴染みの曲を生で堪能できる名曲シリーズ。ストラビンスキーの3つのバレエ音楽を一挙に、チャイコフスキーピアノコンチェルトを3つという日も。すごい企画ですね。こうなったらいつかベートーベン全交響曲も見てみたい。
オルガンシリーズ、。何とコープマンが来る!講演もあると言う。ああいう偉大な人は会話がなくても同じ時を過ごすというだけで得るものがいっぱいありますね。僕にとってはドナルド・キーンさん。
スペシャルでメータとイスラエル響(5/31)、ウィーン・フィル(11/15)。何と贅沢。小川典子さん本領発揮のドビュッシー特集(9/29)も見逃せない。
項目別、系統的に楽しみながら教養深まるモーツァルトマチネも佳境。
おっとっと、僕の関わるコンサートもよろしくお願いしなくちゃ、です。
まずは1/30のロマンティック・ナイト。日本ジャズ界の至宝CHAKAさんを迎えて。英語力の高さは勿論、膨大なレパートリィと解釈の深さ、博識とインテリジェンスをあくまで裏地にとどめてステージはあくまで楽しくオーディエンスに親切に。ワンエンドオンリィの傑物が東響メンバーのアンサンブルに溶け込むサマを一緒にステージに立ちながら楽しめる幸せ。
4月には恒例の映画音楽。ディズニーメドレーもジャズフレイバーをまぶして聞き物なんですが、僕にとってのスペシャルはスタンダードメドレー。モダンジャズで頻繁に演奏されるスタンダード曲の初出映画のオーケストラサウンドを再現しつつ我がトリオ“ビンテージ”がジャズっぽく絡む。編曲に思い切り力(リキ)入りました。どちらもMay・Jさんが花を添えてくれます。
客席で、またステージで皆様とお会いするのを楽しみにしております。今年もミューザ川崎シンフォニーホールをよろしくお願いします。