サマーミューザ装飾ドキュメントその1
2010.06.30
昨日無事終了した、サマーミューザの飾りつけ作業。
28日早朝から29日の昼間まで作業を行っていました。
その取り付け工事の様子をご紹介したいと思います。
28日朝7時。ミューザ裏手の道路に集合。この日の作業は外壁工事・歓喜の広場の巨大フラッグ設置・公演パネルの設置の3種類です。ただし、外壁工事は雨が降ると行うことができません(水を大量に含んだ壁にシートを張ると、水蒸気ではがれてしまうことがあるそうです)。そして困ったことに28日は朝から雨がしとしとと降っていました。ザーザー降りではないので、実施の可能性を含みつつ様子を見ることに決定。
不安を抱きながら、搬入作業がはじまりました。
まず運んでいるのは外壁の装飾で使用するゴンドラの部品です。作業決定が決まったらすぐに使用できるよう、工事現場のそばまで移動。
トラックにはホール内に設置する公演案内パネルも。
このパネルは紙ではないので雨に濡れても安心です。
見てお分かりのとおり、けっこう大きいんです。
歓喜の広場に到着。
外壁に張るシートも運び込まれました。貼り付けやすいよう、長方形に切られて、丸められています。
さらに、歓喜の広場にドドーンと大きく吊るされる巨大なシートも搬入。
この写真だとわかりにくいと思いますが、シート1枚を広げると、その上で一家族暮らせるくらいのサイズです。そのシートが3枚、吊り下げられます。
吊るすための下準備で、シートの上下に棒を入れます。まっすぐピンッと張った状態で吊るすためには、こうしたちょっとした手間が重要になってきます。
ここで一旦、外壁をどうするかの検討がはじまりました。雨は止んできましたが・・・・・・。
あ! ちょっと日も出て、晴れてきたんじゃない?!
先ほどの雨が壁にどうしみこんだか、またこの後再び降ったりしないかどうか・・・・・・。
現場の責任者が壁と雲の様子を細かにうかがいながら、ついに!
「よし、作業決行!」
良かった!
さっそくゴンドラの組み立てがはじまっています。
ゴンドラを組み立て、実際に作業するための場所に移動。
ビルの屋上にもスタッフが待機していて、吊り下げるための機械をセットしています。
ロープをゴンドラへ結びつけ準備完了! いつでも外壁のシート貼りスタートOK!
というところで、ミューザビルに出勤される人の波が。
人の波が落ち着いた9時半過ぎ、ゴンドラ作業開始です!
まず少し浮かせて、位置を調整。
荷物と人が乗り込み、いざ、持ち上げます!!
ゴンドラを吊るしたい位置の真上に、ミューザデッキの屋根があるため、ぶつからないよう、引っ張りながらゴンドラを持ち上げていきます。(持ち上げるのは自動)
無事に吊り上げ完了です。(28日一番の見せ場!!) ここから、1日がかりで外壁シートの貼り付け作業がはじまります。