ミューザ川崎シンフォニーホール運営方針
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人が、交わり、響く場所ミューザ川崎シンフォニーホール
「交響曲」を意味する「シンフォニー」は、「syn(~とともに)」+「phon(音)」を語源とし人と人が会し、奏でることでつくられてきました。
ミューザ川崎シンフォニーホールは「MUSIC+座」を意味する名称が示す通り音楽によって、人が集まり、交わり、そして響く場所として、
あらゆる人に音楽との多様な関わり方を提案し、川崎のまちを豊かに鳴らしていくことを目指します。

川崎市は長らく工業都市として国内の産業を支えてきましたが、産業構造が変化するなかで、川崎市が文化都市へと変貌していくシンボルとしてミューザ川崎シンフォニーホールは2004年に誕生しました。世界有数の音響を誇り、著名なオーケストラの公演が行われる音楽の殿堂としての地位を確立しており、川崎市が進める「音楽によるまちづくり」に貢献しています。また、川崎市とフランチャイズ提携を結んだ東京交響楽団がミューザを本拠地に日々のリハーサルも含めて活動し、日本のトップランナーとして音楽芸術の創造・発信を行っています。 ミューザ川崎シンフォニーホールは演奏家のポテンシャルを最大限に発揮する優れた音響環境を提供し、ホールに来るすべての方々を心を込めてお迎えします。また川崎市を代表する文化拠点として、オーケストラならびに多様なジャンルの音楽家と手を携え、音楽文化の発信と交流の「座」となるホールを目指します。
ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
―ミューザ川崎シンフォニーホール
が目指すもの―
頂点
クラシック音楽に最適な音響特性を活かし、最高峰の音楽芸術を創造・発信して、聴衆と演奏家にとって魅力のあるホールを目指します。
- フランチャイズオーケストラとともに国際レベルの音楽創造・発信を推進
- 日本のオーケストラ文化発展への貢献
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広がり
市民の音楽鑑賞や音楽活動の場を提供・支援し、音楽に触れる楽しさや演奏する喜びを味わっていただけるホールを目指します。
- 音楽演奏家や鑑賞者の裾野を拡大
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未来
子どもたちが楽しみながら音楽に触れる機会を提供し、地域のホールとして親しみがもてるコミュニティプログラムを展開するなど、子どもたちの感性豊かな心の成長と豊かな人生の形成に資するホールを目指します。
- 子どもたちが音楽と関わる機会の増大
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まちのシンボル
「音楽のまち・かわさき」のシンボルとして国内外に川崎を発信するとともに、心豊かで活力ある地域社会の形成に貢献することで、市民が愛着と誇りを感じられるホールを目指します。
- 音楽によるまちのにぎわいづくり
- 「音楽のまち・かわさき」を国内外へ発信
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多様性
オリンピック・パラリンピック東京2020大会後の地域社会づくりに向けて川崎市が進める「かわさきパラムーブメント」と連携し、バリアフリーの環境づくりを推進して、誰もが文化芸術に親しむことができるホールを目指します。
- コンサートに出かけやすい環境づくり
- 多彩な人々による演奏機会の創出
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川崎市フランチャイズオーケストラ 東京交響楽団
1946年創立という長い歴史を持ち、国内外で高い評価を受けているオーケストラ。音楽監督は世界的指揮者ジョナサン・ノット。2004年に川崎市とフランチャイズ提携し、ミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に、リハーサルから演奏会までを行っており、2013年には第42回川崎市文化賞を受賞。また、「音楽のまち・かわさき」のオーケストラとして、地域に根差した演奏活動にも力を注いでいます。
ミューザ川崎シンフォニーホールとの最高のコンビネーションによって、ハイレベルな音楽を奏で続けています。
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ホール名称 | 川崎シンフォニーホール |
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愛称 | ミューザ川崎シンフォニーホール |
開館 | 2004年7月1日(木) |
所在地 | 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 |
面積 | 17,243.96平方メートル |
構造 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造) |
音響設計 | (株)永田音響設計 |
運営 | 指定管理者:川崎市文化財団グループ(公益財団法人川崎市文化財団、株式会社シグマコミュニケーションズ及びサントリーパブリシティサービス株式会社による共同事業体) |