MUZAランチタイムコンサート 9月
カウンターテナー藤木大地 ~いにしえの音 あたらしき声 いとうれし~
- 日時
- 2019年 9月10日 (火) 12:10開演
- 会場
- ミューザ川崎シンフォニーホール
- 出演
- カウンターテナー:藤木大地
ルネサンス・ハープ:西山まりえ - 曲目
-
マルティーニ:愛のよろこびは
岡野貞一:紅葉
山田耕筰:赤とんぼ
福井文彦:かんぴょう
中田喜直:ちいさい秋みつけた
アメリカ民謡:シェナンドー
シェーンベルク:「レ・ミゼラブル」より “夢やぶれて”
小林秀雄:落葉松
アイルランド民謡:ダニー・ボーイ
★Last updated(9/6):《メッセージ―藤木大地》を公演概要に掲載 - サービス
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託児サービス(子育て応援対象事業)
未就学のお子様はご入場いただけません。託児サービス(有料・1週間前までに要予約)をご利用ください。
【車椅子席】数に限りがございますので、事前にお問合せください。
料金
全席自由 | |
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一般 | 500円 |
チケット購入
一般発売
2019年3月17日(日)
ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター
044-520-0200 (10:00〜18:00)
チケット取扱
- ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200
- チケットぴあ 一般:0570-02-9999 友の会:0570-02-9515 (P-code:138-868)
お問合せ
ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200(10:00~18:00)
ようこそ、ミューザ川崎シンフォニーホールへ!
かくいう僕も、ミューザのステージにはきょうがデビューです。
わくわくしますね。
「昼と夜、全然違うリサイタルをやってくれ!」と言われました。
今風にいうとまぁまぁな無茶ぶりです(笑)
とはいうものの、幸運なことに僕にはまりえさんがいらっしゃいました。「いにしえの」ルネサンスハープとチェンバロをお弾きになる、西山まりえさんです。
2015年に初共演し、その柔軟な音楽に一瞬で魅了され、フジキの初CDで共演していただきました。そしてずっと、ステージでの再共演を熱望してきました。無茶かもと思われたコンセプトに、ミューズ(女神)があっという間にフィットしました。やっと叶います。このような機会のおかげです。ありがとうございます。
お昼はルネサンスハープとうたをお楽しみいただきます。外国の「いにしえの」歌、日本の秋の歌、そしてミュージカルです。ハープで民謡!ハープで童謡!ハープdeミュージカル!オシャレではないですか。
夜はチェンバロとうたで、「カウンターテナー」のイメージ通りの世界を。たとえばいわゆるイタリア古典歌曲は、現代ではピアノと演奏されることが多いですよね。けれどそれらの曲の多くが生まれた頃にはモダンピアノはなかったのです。だからきょうはチェンバロと演奏します。そして、その頃にはまだカストラートがいました。ミューザでタイムスリップです。「あたらしき」カウンターテナーの声と。
もうひとつこだわりがあります。それは1724年に初演された作品をいくつも集めたことです。ヴィヴァルディの『ジュスティーノ』が1月か2月にローマで、ヘンデルの『ジュリオ・チェーザレ』が2月20日にロンドンで、バッハの『ヨハネ受難曲』がライプツィヒで4月7日(この日付は僕にとっても”ウィーンデビュー”の大切な日)に、そしてヘンデルの『タメルラーノ』は10月31日にロンドンで初演されています。なんて華やかな年でしょう。なんて素敵なヨーロッパでしょう。わくわくしますね。
いにしえの音とあたらしき声を、ミューザ川崎シンフォニーホールで。
いとうれし。
カウンターテナー 藤木大地