指揮：
ジョナサン・ノット
（東京交響楽団 音楽監督）
© K.Miura/ TSO
© K.Miura/ TSOイギリス生まれ。東京交響楽団第3代音楽監督。フランクフルトとヴィ―スバーデンの歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートし、ルツェルン響首席指揮者兼ルツェルン劇場音楽監督、アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督、バンベルク響首席指揮者を経て、2017年よりスイス・ロマンド管の音楽監督も務める。2010年、バンベルク響とのCDが、世界で権威あるフランスのMidem音楽賞最優秀交響曲・管弦楽作品部門賞受賞。2009年バイエルン文化賞受賞。2016年バンベルク大聖堂にて、大司教より功労勲章を授与。2020年第32回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞（オペラ・オーケストラ部門）」を、東京交響楽団とともに受賞。レコーディング活動においても多彩な才能を発揮。ウィーン・フィルやベルリン・フィルとの録音のほか、東響とはオクタヴィアレコードより10枚のCDをリリース。
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演出監修：
サー・トーマス・アレン
© Sussie Ahlburg
© Sussie Ahlburgイギリス生まれ。世界の主要な劇場・音楽祭及びオーケストラに出演し、バリトン歌手としての確固とした地位を築く世界的名歌手。英国ロイヤルオペラでは50以上の役柄を歌っており、2022年は同オペラでのデビューから50周年を迎える。英国ダラム大学学長も務める。2003年からはオペラ演出も手掛け、高い評価を得ている。2016年、ノット指揮モーツァルト歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」（演奏会形式）へ演出監修とドン・アルフォンソ役、2019年にノット指揮シェーンベルク「グレの歌」の語りで出演し、その圧倒的な存在感と歌声が絶賛される。当シリーズ第1弾「サロメ」でも演出監修を務め、極限まで抑えた絶妙な演出が絶賛された。
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エレクトラ：
クリスティーン・ガーキー
（ソプラノ）
©Arielle Doneson
© Arielle Donesonモーツァルト、ヘンデル作品にはじまり、シュトラウス、ワーグナーのドラマティックなヒロインまで、ソプラノの主要な役のほとんどをレパートリーとするスーパーソプラノ歌手。なかでも『エレクトラ』タイトルロールは当たり役として絶賛されている。アメリカ、ヨーロッパの主要な歌劇場において第一線で出演し続けるほか、エッシェンバッハ、レヴァイン、マズア、メータ、ネルソンス、小澤征爾、サロネン、ティーレマン、ティルソン・トーマス等世界的な指揮者等と世界の主要オーケストラとも共演多数。1999年グラミー賞最優秀合唱パフォーマンス賞受賞、2003年ロバート・スパノ指揮アトランタ交響楽団とのヴォーン・ウィリアムズの「海の交響曲」で再びグラミー賞最優秀クラシック録音賞と最優秀合唱パフォーマンス賞受賞。現在、デトロイトの副芸術監督も務める。
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クリソテミス：
シネイド・キャンベル = ウォレス
（ソプラノ）
©MarshallLightStudio
© MarshallLightStudioダブリン音楽演劇院卒業。ナショナル・オペラ・スタジオ、ブリテン＝ピアーズ・ヤング・アーティスト・プログラム修了。2020年ウェルザー＝メスト指揮『エレクトラ』でザルツブルク音楽祭にデビュー。2022年8月、グラフェネク音楽祭でズヴェーデン指揮、ベートーヴェン『フィデリオ』（演奏会形式）でヨナス・カウフマンと共演し一挙に世界から注目を集めた新進気鋭のソプラノ。2022/23年シーズンは、イングリッシュ・ナショナル・オペラとスコティッシュ・オペラでの『トスカ』タイトルロール、バイエルン国立歌劇場『エレクトラ』、スコティッシュ・オペラで『修道女アンジェリカ』『外套』のタイトルロールでデビューが決定している。
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クリテムネストラ：
ハンナ・シュヴァルツ
（メゾソプラノ）
© Monika Rittershaus
© Monika Rittershaus圧倒的な存在感を示し続けている現代を代表する歌手。1975年、バイロイト音楽祭にデビュー以来、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭などに国際的なキャリアを築いている。『サロメ』ヘロディアス、『エレクトラ』クリテムネストラ、『影のない女』乳母、『ばらの騎士』オクタヴィアン等のR.シュトラウス作品をはじめ膨大なレパートリーを持つ。最近ではバーゼル歌劇場での『カルメル会修道女の対話』『スペードの女王」の新制作、ベルリン・ドイツ・オペラ『イェヌーファ』新制作等、ますますその活躍を拡げている。
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エギスト：
フランク・ファン・アーケン
（テノール)
国際的に高い名声を集めるテノール。ユトレヒトで学び、ハーグ王立音楽院のオペラ・スタジオを卒業。『タンホイザー』でウィーン国立歌劇場にデビューし、バイロイト音楽祭、バルセロナ・リセウ大劇場、バーデン・バーデン音楽祭でも同役を演じ、ワーグナー作品を数多くレパートリーとしている。バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、リセウ大劇場、バーデン・バーデン音楽祭、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場でも活躍。『エレクトラ』エギスト、『サロメ』ヘロデも主要レパートリーにしている。
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オレスト：
ジェームス・アトキンソン
（バリトン)
英国王立音楽大学オペラ・スタジオ卒業。「Royal Over-Seas League 2022」シンガーズ賞、「Maureen Lehane Vocal Awards 2018」第1位、「Somerset Song Prize 2019」第1位および観客賞受賞。ウェールズ・ナショナル・オペラにて『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でデビュー。2022年5月東京交響楽団定期・川崎定期演奏会において音楽監督ジョナサン・ノット指揮、ウォルトン「ベルシャザールの饗宴」で日本デビューし、その深く説得力のある深い歌声が高く評価された。
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オレストの養育者
山下浩司
（バス）
国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。ザルツブルク及びウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。びわ湖ホール『ワルキューレ』フンディング、日生劇場『フィデリオ』ロッコ、二期会『パルジファル』グルネマンツ、東京春祭R.ムーティ指揮『仮面舞踏会』サムエル等出演。国立音楽大学長期国外研究員としてニューヨークにて研究活動を行い、帰国後シューベルト《美しき水車小屋の娘》全曲リサイタルを開催。国立音楽大学教授。二期会会員。
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若い召使
伊藤達人
（テノール）
東京藝術大学卒業。同大学大学院、新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁在外研修員としてベルリンにて研鑽を積む。日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』魔女、『ルチア』アルトゥーロの他、新国立劇場・東京文化会館共催『ニュルンベルクのマイスタージンガー』にダーヴィットで急遽出演、好評を博した。22年にはオペラ『禅』鈴木大拙で主演、二期会『パルジファル』ではタイトルロールを務め、今後益々の活躍が期待されている。二期会会員。
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老いた召使
鹿野由之
（バス）
日本大学芸術学部卒業、東京藝術大学別科修了。小澤征爾指揮『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、若杉弘指揮『秘密の結婚』ジェロニモ、新国立劇場・二期会共催『俊寛』平判官入道康頼、新国立劇場『ラ・ボエーム』ベノア、『椿姫』グランヴィル、二期会『魔笛』弁者、『ウィーン気質』カーグラー等数多く出演。近年も、二期会『天国と地獄』バッカス、『フィガロの結婚』アントニオ等で存在感を示している。二期会会員。
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監視の女
増田のり子
（ソプラノ）
東京藝術大学卒業。同大学大学院及び文化庁オペラ研修所修了。文化庁在外研修員としてウィーンにて研鑽を積む。宮本亞門演出二期会『ドン･ジョヴァンニ』ドンナ･アンナ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、故実相寺昭雄演出『魔笛』パミーナ等数多く出演。新国立劇場では、《ニーベルングの指輪》、『魔笛』パミーナ等出演。第53回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位受賞。二期会会員。
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第1の侍女
金子美香
（アルト）
© Yoshinobu Fukaya(aura.Y2)
© Yoshinobu Fukaya(aura.Y2)東京音楽大学声楽演奏家コースを首席で卒業。同大学大学院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院、二期会オペラ研修所修了。新国立劇場『カルメン』『ジュリオ・チェーザレ』『ボリス・ゴドゥノフ』、東京春祭ワーグナーシリーズ等多数出演。18年バイロイト音楽祭『ワルキューレ』に出演し話題を呼んだ。オペラでの活躍の一方、日本歌曲等のリサイタルでも高い評価を得ている。平成24年度山口県芸術文化振興奨励賞受賞。二期会会員。
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第2の侍女
谷口睦美
（メゾソプラノ）
東京藝術大学卒業。同大学大学院、二期会オペラ研修所修了。二期会『皇帝ティトの慈悲』セスト、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『ドン・カルロ』エボリ、『リゴレット』マッダレーナ、新国立劇場『ナブッコ』フェネーナ、『ホフマン物語』アントニアの母／ステッラ、びわ湖ホール『ラインの黄金』フリッカ、『ローエングリン』オルトルートを演じ高い評価を得た。第19回出光音楽賞、平成22年度よんでん芸術文化奨励賞受賞。二期会会員。
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第3の侍女
池田香織
（メゾソプラノ）
© 井村重人
© 井村重人慶応義塾大学法学部を経て声楽家となる。二期会『トリスタンとイゾルデ』イゾルデで好評を博し、《びわ湖リング》では、『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』でブリュンヒルデを演じ、評価を確立。新国立劇場でも『ワルキューレ』ブリュンヒルデで急遽出演。二期会『サロメ』『タンホイザー』『サムソンとデリラ』等多数出演。コンサート・ソリストとしても評価が高い。第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。二期会会員。
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第4の侍女／
クリテムネストラの裾持ちの女
髙橋絵理
（ソプラノ）
国立音楽大学卒業。同大学大学院及び二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所修了。ボローニャにて研鑽を積む。日生劇場『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ラ・ボエーム』ムゼッタ、二期会『道化師』ネッダ、『エロディアード』サロメ、A.バッティストーニ指揮『カルメン』ミカエラ、『エドガール』フィデーリア等スケールの大きな歌唱で好評を博している。平成26年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。二期会会員。
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第5の侍女／
クリテムネストラの側仕えの女
田崎尚美
（ソプラノ）
東京藝術大学卒業。同大学大学院、二期会オペラ研修所修了。日生劇場『ルサルカ』及び二期会『サロメ』タイトルロール、『ナクソス島のアリアドネ』プリマドンナ／アリアドネ、『タンホイザー』エリーザベト、『トゥーランドット』タイトルロール、びわ湖ホール『ワルキューレ』ジークリンデ、『パルジファル』クンドリ等難役にて数多く出演。22年新国立劇場『さまよえるオランダ人』ゼンタで急遽出演、圧巻の演唱で絶賛を博した。二期会会員。
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1946年東宝交響楽団として創立。文部大臣賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞他、日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞。川崎市、新潟市と提携し、コンサートやアウトリーチを積極的に展開する他、「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」等の教育プログラムも注目されている。また、新国立劇場のレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多く行う。2020年、ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴し注目を集めるなど、ITへの取組みも音楽界をリードしている。
© N.Ikegami
2023年5月12日（金）
19:00開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
2023年5月14日（日）
14:00開演
サントリーホール
《 完売御礼 》
（演奏会形式／全1幕／ドイツ語上演／日本語字幕付き）
2023年5月12日（金）19:00開演
（18:00開場 / 20:45終演予定）
※途中休憩はありません
(concert style in 1 act, sung in German with Japanese subtitles)
Fri.12th May 2023,7:00p.m.
(Open 6:00p.m.)
no intermission
お問い合わせ・お申込み
友ミューザWebチケット（24時間、火・水2:30〜5:30を除く）
ミューザ川崎シンフォニーホール
友044-520-0200 （10:00〜18:00）
友チケットカウンター（10:00〜19:00）
※ミューザ友の会会員割引は 友にて受付。
チケットぴあ https://t.pia.jp/（24時間、火・水2:30〜5:30を除く）
ミューザ川崎イープラス https://eplus.jp/kawasaki/
TOKYO SYMPHONY チケットセンター
044-520-1511（平日10:00〜18:00、土日祝休）
料金
| S席 | ¥15,000〔¥13,500〕 |
|---|---|
| A席 | ¥12,000〔¥10,800〕 |
| B席 | ¥9,000〔¥8,100〕 |
| C席 | ¥6,000〔¥5,400〕 |
| U25（小学生〜25歳以下） | 各席種半額（友の会割引なし） |
チケットご購入にあたっての注意事項
基本的な感染対策についての取り組みとお願い
ミューザ川崎シンフォニーホールの基本的な感染対策についての取り組みとお願い（5/12公演）
なお、発熱等の体調不良のお客様におきましては、ご来場をお控えください。
